大丈夫だよ、なんて。そんな響きでは、救われないの。あたしの手を握り締めて。あたしの瞳を真っ直ぐ見つめて。あたしの体をそっと包んで。君の体温を感じられる距離に居るコト。それはとても幸福で、そして、残酷。あたしのこの歪んだ心は、君の心に少しずつ、小さな傷を刻んでいく。そして君の傷は、あたしの大きな傷となる。だから、ほら。もう、離れられない運命。↑投票ボタン。だけど、二人。こうして堕ちていくコトなく、前を見続けて居られるのは。きっと君が、とてつもないパワーを持っているから。二人なら、あたしたち、二人なら。