街に人は溢れていて。 あたしは確かに此処に居るのに。 沢山の中の、たったひとつで。 だからこそ、あなたにも出逢えて。 ねぇ、あれで良かったんだよね。
常に自分を確認して。 そう、心掛けていたのに。 どうして、同じ過ちを繰り返すのかな。
あたしが見えなくて、傍に居なくて。 この不思議な感覚は、一体何? 遠いよ。凄く。 あたしが、遠い。
それでも、時間は過ぎていく。 何も出来なかった。 其処に存在するのに精一杯で。 迷惑をかけてしまった。 「次」のコトは、少し考えた方が良いのかもしれない。
だけど、でも、やっぱり。 沢山の笑顔と逢えて、良かった。
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