ある日突然。平気だった歩みが困難になる。少しずつあたしを侵食していた。その存在に気付かずにいた。気付いた時にはもう手遅れ。どんなに大きな絆創膏でも、あたしの痛みは貫通して飛び散る。小さな痛みの声を無視して、我慢し続けた結果がこんなんじゃ。馬鹿みたい。自分を傷付けるのには慣れてるけどね。