柔らかな肌に触れる両の腕が静かに包む眠っているだけなのに何処か遠くへ行ってしまったようであたしはまた一人になるあなたが居るから判ったの初めて本当の孤独を理解した夜シルクのスカーフよりも滑らかにたゆたう夢はきっと月が見せてくれる至上の物語なのだろう