My Precious Memories

2007年01月04日(木) コーヒーを一杯

延々と理由を羅列するあなたに
冷め切ったコーヒーを浴びせたい
ブラックじゃなくて
ミルクとシュガーをたっぷり入れた
甘くて身体が捩れるようなコーヒー

時が過ぎれば
あんなに好んで居た甘さにも
虚しさしか感じられない
信じるという行為を忘れた恋の終着点は
コーヒー一杯の狡さで喜んで迎えられる

あなたがもう少し早く来てくれたなら
まだあたしのコーヒーはあたたかく
この身体を溶かしてくれるはずだったのに


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