駄文
蒼海 零



 (ゴミ袋。)


一点だけ穴を穿ったゴミ袋の内側から外を覗いているようだった。
今宵の月は。

ばら蒔かれて尚ひどく煌々とした小粒の結晶を従え、ただ強く、真っ直ぐこちらを突き刺して来る。
その真白な光線にとても直視できず、私はその迷惑な眩しさを目を細めて睨みつけるしか無かった。
・・・何故、泣きそうになってしまったのか。
言い訳の代わりに、善良な彼をひどく憎んだ。




なあんて、ね。(笑)

何であいつはあれを読んで、まず発信源に怒りを向けるんだろう?
私が女で、あいつが男だからだろうか。

どうして、先生達に「何とも思わない」などと言えるんだろう・・・・・
そんなのはマイナスにならないくらい、先生達が好きだといった感じだった。

分からない。分からない。



2001年12月05日(水)
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