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■ (ゴミ袋。)
一点だけ穴を穿ったゴミ袋の内側から外を覗いているようだった。 今宵の月は。
ばら蒔かれて尚ひどく煌々とした小粒の結晶を従え、ただ強く、真っ直ぐこちらを突き刺して来る。 その真白な光線にとても直視できず、私はその迷惑な眩しさを目を細めて睨みつけるしか無かった。 ・・・何故、泣きそうになってしまったのか。 言い訳の代わりに、善良な彼をひどく憎んだ。
なあんて、ね。(笑)
何であいつはあれを読んで、まず発信源に怒りを向けるんだろう? 私が女で、あいつが男だからだろうか。
どうして、先生達に「何とも思わない」などと言えるんだろう・・・・・ そんなのはマイナスにならないくらい、先生達が好きだといった感じだった。
分からない。分からない。
2001年12月05日(水)
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