駄文
蒼海 零



 (弱さ)

好きだから
貴方を心配したり
側にいてほしいと願ったり
幸せであるよう想ったり
いつかまた声を聴ける日を夢見たり
するのだろう

好きであればあるほど
それが崩れた時の虚無感が悲しいのは
きっと私の弱さのせいで
自分がその人を好きであることに
責任をもたなきゃならないのに
なのに土壇場になって
その責任を放り出すってのは何か違う

自分が誰かを好きであることには
責任をもたなきゃならない。

もしその人を想う気持ちが消えたとき
悲しいと思ってもいい
辛いと思ってもいい
でも
それを相手のせいにしないことだ
好きになるということは
私のエゴの範疇なのだから
相手には関係無い 相手は悪くない
そうだろう?

だから
私がその人を好きでなくなった瞬間に
それを相手のせいにしない責任をもつことだ

全てはわたしの独断なのだから

全てはわたしの中でのみ起こった出来事なのだから

2002年01月03日(木)
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