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■ 考察
何故だったのだろう、私があんなに深く傷を負ったのは。 あの当時、平Pが木村氏に言われたことに、ひどく衝撃を受けた。 木村氏に抱いていた好意の分、深い嫌悪を抱いた。 その嫌悪の度合いが、そのまま自分への嫌悪へとすり変わったのだろう。 あんなにも激怒した、彼と同じことをしてしまったという意識から。 ただ、その嫌悪はあくまでも第三者の、私の感情であり、当事者の平Pの 気持は分からない。 正確には分かると思っていたが、分からなくなった。
こんなにも怒る自分と、事件のあらましを知っていながら平静な周りの人々 とのギャップが苛立った。 「あたしがおかしいの、それとも周りがおかしいの!?」 −−−結論、自分がおかしいんだろうと判決を下した。 それは、無力な自分を見つめたくないがための言い訳だったかもしれない。
2002年07月13日(土)
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