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2003年11月29日(土) DEAR O



逢いたい人がいます。

でもいつ逢えるかなんてわかりませんし、
それ以前に貴方は私に逢いたいのだろうか。私の事を憶えていてくれているのだろうか。
この半年程、如何お過ごしですか?
貴方に会えなくなってもう半年も月日が流れたのですね。
時とは早いものです

自分の思いと密接に関係しているようにみえて
実は全て同じように動いてるンですから。

一通の手紙だけを残して何も言わず去ってしまった貴方に、
私は何もすることができませんでした。
貴方は何時もすぐ近くにいたのに、最後の瞬間まできっと近くにいたのに、
私には何もわかりませんでした。

何故貴方は最後くらい私に会っていってくれなかったのですか?
サヨナラの言葉もキスも何も残してくれませんでしたね。

ただ 私の至る所に貴方は貴方を痕していってしまった
それはきっと無意識だったのでしょうけれど
残そうとしてもどんなに足掻いても次第に消えていってしまうその痕を
私はただ眺めているしかできませんでした。


いつもの学校
貴方の居ない部屋
ヒトリで過ごす夜
どんな時間でも、どんな場所でも
全てが抜け殻のように感じていました。

貴方と、貴方とみんなで過ごしたあの一年は今思えば夢のようでした。
かけがえの無いものを見つける事が出来ました。

あの時間はもう二度と戻らないけれど、
貴方と、みんなとの思い出 ……
思い出という言葉には収まりきりません。
思い出という言葉にはしたくありません。

私の中ではまだ思い出になっていないのかもしれません。

つい昨日の事のような気がしてならないのです。
こんな私は可笑しいですか?

私は貴方が居なくても笑っていました。
ちゃんと笑っていられたかが心配です。
でも、周りの方には何も悩みがなさそうに見えるんだそうです。

そうなのでしょうか?
もう私自身にもわからなくなってしまいました。
何時の間にか私は私までを騙してしまっていたのでせうね。

でも、いいんです。これで。

また貴方が離れていく時を考えると頭が真っ暗になってしまうんです。

多分、もうすぐ逢えるとおもうんです。これは私の唯一の勘。

当たりますように
当たりますように






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with love
FROM I


メィルビィビィエス

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