2004年07月09日(金) 固められたよ。
整形外科医にMRI検査に行ってきました。
右手首の痛みと、左指先と大腿部の痺れの原因を探るため。X線撮影では「異常ありません」でしたが、念のためMRI撮影もしておきましょうということで。
はじめてのMRI撮影です。愉しみにしていたのですが、前日ほぼ徹夜状態(少し寝たけれど)の私は検査中寝てしまいました。……何もしなくてよい、横になっている時間が長く続くと寝てしまうでしょう。MRIって怖がってしまう人も多いらしいのですけどね。すみませんね、ぐーすか寝ちゃって。
結果、頸椎も脊椎もまったく異常なし。神経節も圧迫されている様子なし。つまり「あんた何処も悪くねーよ」という訳です。
しかし、左大腿部が痺れていて右手首が常に重怠く痛いのは事実でして。
診断名:腱鞘炎。
そんなこと診て貰う前から判っていました。
「どうしてこんなに痛いのでしょう」
「炎症を起こしているからですね」
「腱鞘炎はどのような仕組みで起こるのですか」
「手首の腱が入っている入れものの中で摩擦して炎症を起こすのですね」
「治るのですか」
「これは職業病ですから、治りにくいです」
「どうすればよいですか」
「椅子と机で作業するようにはできませんか」
「直ぐにはできません」
「では手首を固定するような装具をつけてみますか」
……あのさ、患者が訊かないと診断名も原因も治療法も教えてくれないって、どういうことさ。インフォームドコンセントは医療の基本になってるでしょうがよ。担当医にもっとツッコミ入れまくったのですが、ここでは割愛。
さて装具。
特殊素材で私の腕に合わせてオーダーメイドの固定具が誂えられました。装具師さんに「これは何という素材ですか」と訊ねたけれど「ぼくもよう知らんのです」と不安になるような答えをくれました。装具装着の写真を後日アップしようと思います。いまは忙しくて写真の整理をしている暇もないので。
要は手首を動かなくしてしまう拘束具です。着けた気分はちょっとロボットになった感じです。書きものにできるだけ支障を来さないように、を眼目に拵えて貰いましたが、まったく支障を来さないという訳にもやはりいかない訳で。
でも、マウスオペレーションまでやりにくくなるとは思ってもみなかったな。不自由だから外してしまいたいけれど常時着用していなければ慣れることもできないし。暫く厄介そうです。