2004年08月25日(水) 瀕死。
頭。肩。腕。背中。脚。痛いところばかり。頭は外も中も痛いです。
のたうちまわれるほどの痛みならのたうちまわって何とかしますが、のたうちまわる範囲を越えてしまっていて、最早や唸るくらいしかできないのですよ。
でも痛いからって仕事をしない訳にはいかない訳でして。
痛かろうが苦しかろうが書かなければならないのです。神経を圧迫されていて麻痺して動かなくなってしまっている部分も無理くった動かして仕事するのです。それで痛みが倍加しようが患部が悪化しようが、そんなこた読者にはカンケーないのさ。
つまり、もの書きという仕事はそういう仕事なのです。
決して楽な仕事なんかではないから「作家になりたい」とか思っている人は思うだけにとどめておいた方がよろしいです。絶対的にそう思います。
毎日が生命のやりとりなんだよ。しかも懸かっている生命は自分のものだけではなかったりもする。それに耐えられるかい?
芸術に関わる人がよく違法な「薬」に手を出してしまうけれど、あの気持ちがいまは判るように思います。そんな気持ちになったことがない人は「意志が弱い」だとか「倫理に乏しい」だとか勝手な口を聞くけれど、そういう人はやりたいしやらなければならないことが期限付きで眼の前にあってやろうという気持ちもあるのに巧い具合いに「自分」がどうしても働かないという境遇に立って御覧なさい。
危ない「薬」でも悪魔でもカミサマでも似非教主でも何でも構わないから縋りたいし助けてくれと思うのはごく当然のことだということが判るから。判らない人は同じ境遇に立ったとき、多分自死を択ぶのだと思います。
てな訳で、「基本的に毎日更新」の日記をサボっていたのはいろんなものと戦っていたからです。瀕死ですが、何とか生きています。
【今日の提言】
なでしこジャパンの「プリンセス・メグ」を見て「プリンセスじゃねえじゃん」などと大変失礼なことを吐かす輩がいると伝え聞きました。そのような輩はバレーコートの真ん中に置いてアタック練習の標的になって頂くのがよろしいかと思います。
女子バレー、結果は奮わなかったけれどよくがんばったよねえ。