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2003年12月22日(月)

 大道芸人というのも大したものですよね。

 でもこの寒空に凍えている人に暖かいスープを飲ませてあげたい。ならばとりあえずうちの旦那さんが帰ってきたら暖かいものを出せるようにして私。

 ニュージーランドはこれから夏?

 ロシアの童話に鶴と狐の話があった。
 狐は鶴に皿でスープを出すが鶴の嘴では皿からスープが飲めない。鶴は狐に壷でスープを出すが、狐は壷に口が入らないというようなお話だったんじゃないかと思う。狐には皿で、鶴には壷で出してあげないと意地悪の応酬みたいになってしまうのね。

 みんな同じ違った人間だからてんやわんやしながらいくのが常なのね。

 とりあえず今日はできるだけ家事をこなそう。コサックダンスでも一人で踊るかな。あれは一人じゃつまらないな。並んで踊らないと。

 お掃除しなくちゃいけないんだけれど、ハンドベルのAMAZING GRACEを聴いたりしています。

 奇跡を祈ってしまう。そんなことは起るはずがないというようなことを。

 世の中は私が知っているよりも遥かに広いんだ。これは確かだと思う。その渦の中に巻き込まれたら私なんて一巻の終わりみたいな気分だけれど、もう既に巻き込まれているのにいまだに岸から飛び降りるのを怖がっているなんて滑稽だ。
濁流にのまれて足をすくわれるような気がする必要があるのだろうか。夏なら水に飛び込んで岸の上の人に笑いかけているんじゃないの。でもここよりもさらに寒いところへ行ってもっとスリルを味わおうというわけ。若いじゃないの。

 クリームシチューを作っています。

 風に実体はないけれど、風は木の枝を折る。そのように、人にも実体はないけれど、確かに動いている。

 無理の無い生き方ってできないのかな。誰だって一度は死ぬんだから苦しくない
道なんてあるはずがない。チャレンジできるのも生きているうちだもんね。大袈裟なんだよ大袈裟。だって怖いもん。何が怖いの。何かを思い知らされるのが怖い。
何を思い知らされるって?怖いもの見たさできたのかな。

 傷つくことを恐れていたら何もできない。見たくない知りたくない聞きたくないと思うことがあるとしたら、見てやろう知ってやろう聞いてやろう。ってスマトラの元日本兵でも見に行くのか。

 怖いものは怖い。怖いものはもっとじっとよく見てみたほうがいい。
 子供の頃木の葉が曇りガラス窓ごしにお化けのように揺れて見えたのも、じっと見てみればお化けではなかった。

 慣れていないだけなのだ。

 

 

 

 

 




 


 


 


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