�蠧�記
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ゆうべはベランダで寝ました。
猫に生まれたかったなあなどとしょうもないことを思ってしまいます。
猫には猫の苦労があるのにね。猫には言葉の刃はないんじゃないかとふと思ったのです。
おとうさんやおかあさんはどこへいったんだろう?空の向こうにいるのかな。
おかあさんあいたいよ。夢にでも出てきて。
お話してよ。桃太郎さんとかしたきりすずめのお話とか。
あの世がどんなところかお話して。
できるだけのことをしたらそれがうまく通じなくても気にしないのって笑っていたね。
けんちゃなよ。
おかあさんのようには生きられない。私はおかあさんのようにはなれない。 だってぜんぜん違うもの。
100年は続かない。100年後には忘れている。誰もが通ってきた道だし、きっと みんな私より苦しいんだから、私なんてもっと苦しんだってぜんぜん大丈夫。
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