�蠧�記
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| 2006年10月07日(土) |
『博士の愛した数式』から |
やっぱり短気は損だなと思いました。このところ自分の至らなさや子供の事将来のことなど色々不安に駆られることが多かった。取り越し苦労はやめようと思っても。 わからないことは沢山あるけれど、諦めずに辛抱強く理解する根気を持ちたい。 子供に聞かれたことを私にはわからなかったのでそのまま質問してみたら、親切に真面目に教えて下さる方が沢山ありました。その方たちにしてみたら簡単なことだと思うのですが、子供がわかるように色々と心を砕いてくださった解答が、まるで機を見て法を説くお釈迦様のようでした。
小川洋子さんの『博士の愛した数式』という小説を読んでいたら、子供が関心を持って読んでいました。そして寝る前にお母さんも読んで読んでと言うのですが私は面倒になっていてあんたが読んでと申しますともう全部読んでしまったという。結構分厚い本なのに。確かになかなか今の私たちには癒しの小説だった。子供も私も博士の人柄に癒されていました。
その小説の影響か、息子が算数か数学のようなクイズを嬉々として出してきたのですが、色々不安な感情で曇っている私の脳味噌にはよくわからなかった。私があがいているように、子供も何か取っ掛かりを求めているんじゃないか。親としても自分自身としてもとても不安で例えばカウンセラーの人などに何か相談したくても、漠然としていて何から始めたらいいのかわからない。それで子供が質問したとおりの質問をヤフーの知恵袋に子供の使いのようにしてみたのです。 あまりにふがいない親の有様をさらけ出している質問なので、結果を見に 行くのが恥ずかしかったのですが、何日かぶりに、息子やお父さんと話をしていて、そうだ、おかあさんあの質問してみたのよという流れから、恥を忍んで見に行ってみると、親切な解答が沢山並んでいました。思えば息子が既に答えを教えてくれていたのですが、私は半信半疑でした。息子はその解答を理解していたのに、説明されても私にはわからなかったのでそれも不安になったのです。似たもの親子とはいえ、息子の方が私より賢かったら親はボケるしかないではないか。 その解答を読んでいるうちに、私にもわかるような解き方の解答がありました。世の中にはこうしたことを面倒がらずに根気よく考えられるそして他の人の解答の理解の筋道を補足してわからない人にもわかりやすいように親切に教えられるひとがあることが素晴らしく思われました。私は高校の数学はどうしても把握できなくてどうしても眠ってしまいがちでしたが、何だか私がクラスの中で浮いた存在のように感じられて母親を心配させた頃に私の母を安心させて下さった小学校の担任の先生は算数の先生だったというようなことが思い出されるような、穏やかな人柄だけれど、冷たくない、そういう人柄がその解答者の人たちの言葉の背後にも感じられてとても有難う存じました。私も不安に駆られて安易に怒らずに落ち着いて何かを理解できるように、一つ一つ焦らずに絶望せずに自分にできることを努力できたらいいなと思いました。 それから、自分がボケているからってその我が子だからってあまり子供のセンスを馬鹿にしてはいけない。信じなくちゃって。
yeast [ji:st]
━━ n. イースト, パン種; 酵母(菌); 影響[感化]を与えるもの; 泡(あわ).
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