つぶやき。 /  
 
らっきー。 / 2002年06月17日(月)
 

当日券狙いで、キャラメルボックスの『銀河旋律』を観に行ってきました。

劇場についた時点で、もう既にたくさんの人が並んでいて、
こりゃダメかなあ、と思ったのですが、
何とかGETできました!

というか、券が手に入る前にその日の日替わりキャストが発表されたのですが、
もうそれが発表された瞬間、皆がいっせいにはぁあっ、っと
悲鳴を飲み込むのがよく分かりました。
(同じ建物の中に模倣犯やってる映画館とか、コマ劇場とかがあるので、
どんなキャストが発表されても騒がないでくださいね、とスタッフの方から
注意されているため)
一体彼はいつ出るんだ、とか、彼じゃないと観に行かないぞ、とか、
半分脅しまがいの電話もあったそうなので、私は本当に運がよかったのだと。
(Aキャストだったし、前説は成井さんだったし、ロビーでは加藤さんがいろいろ
面白いこと言ってくれたし)

そう、私が観た回の日替わりキャストは、上川隆也さんでした。
(ああ、みたい、観ないで帰れない…と本気でドキドキしました)

でも、私が一番好きな役者さんは、主役の西川さんです。実は。
今日は役柄のせいか、比較的真面目でしたが(少なくとも駄洒落はあまり出なかった)、
西川さんの駄洒落のセンスは脱帽です(腰から力が抜けそうなほど、
なんというか…)。
黙っていれば、多分二枚目でいけると思います(え?)。
(少なくとも、アンフォゲッタブルのチラシの写真はそうだった)
ギャグとかいうとあれだけど。でもそういうところが好きなんです。

「一年前から、いや、3年前から、あなたを待っていました。
いや、それよりもずっとずっと前からあなたを待っていたんです」
(というような内容のセリフがあるんですが、このセリフ、すごく好きでした)

要は、タイムトラベルが可能になり、それを利用した記憶操作も可能な時代に、
ライバルの記憶操作によって、一度は奪われてしまった恋人と
その恋人との思い出を、財産も自分の現在のステイタスも
何もかも全てを投げ打って取り戻そうとする男の話なんですけれど。
じゃあ、その一方で捨てられた(と言うと語弊がありますが;奪われた恋人の
代りに用意された人のこと)方の気持ちはどうなるんだ、という問題もあるのですが、
「僕には彼女しかいないんだ。彼女が必要なんだ」という
西川さん演じる柿本さんのひたむきさを、うわ、いいなあ…と
思いながら見てました。

(もちろん、このとき脳内変換進行中)



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