■多事散文■
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2002年05月15日(水) いつだって僕をおいて夏は行ってしまう

寒い季節がやってまいりました。
何が寒いって。会社での私の席、極寒地帯。

流石にお昼は気温が高めですが、朝の内はまださわやかな気候。
だのに朝っぱらから汗だくのI主任、
「今日は暑いですわ〜〜〜」
といいながらエアコンの温度の下矢印を連打。
22度で強ですよ(怒)。

さぶい。

直撃です。

薄手のカーディガンを羽織ってますがそれでもめちゃさぶい。
手足は冷えるし髪は風になびくし机上の書類は飛ぶ。
次第に唇は青くなり、歯はがちがちと音をたてる。
末端の感覚が鈍くなり、徐々に眠気が私を襲う。
遠くで事務員Aさんの声が聞こえる。
何を言っているのだろう?
眠ってはいけない‥‥というように聞こえるが、
青く透明な睡魔の誘惑には勝てない。
そういえば最後に犬と散歩に行ったのはいつだったか。
ああ、でももうそんな事はどうでもいいのだ。
何もかもがどうでもよくなってきた‥
この広い雪原。
自然の大きさに比べ、人間とはなんとちっぽけなものか。
意識が遠のく。迎えが来たのか。
神よ。今度生まれ変わるとしたら金髪碧眼に‥‥‥


すいません。書類が飛ぶとこまで戻って下さい。
という訳で、暑がりの主任のおかげで(その前の主任も異常な暑がりだったのだ!)体温調節機能が狂いそうですが、何とか耐えております。

まあ、暑い!というキモチはわかりますよ。
‥でも一つ分らない事があるんですがI主任。

主任の席の後ろに窓がありますよね。
換気ですか?いつも開けてますよね。

‥‥‥すぐそこにクーラーの室外機があるの、分かってます?

クーラー強でかけても窓開けて室外機の排気入れてたら
意味、ないです。

「暑いですわ〜〜」

って当たり前だよ!!
そっから熱気が出てんだよ!!!(涙)


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