Yoshikiの日記

2001年12月10日(月) 幸か不幸か。

 今日は自分が悪いのだけれども、学校に遅れそうでした。必死に自転車をこいで、最短のルートを通って、信号がすべて青ならば間に合うと言う時間に出発したのでした。案の定、そんなうまくいくはずがありません。信号は目の前で赤になりました。追い討ちをかけるかのように坂を下ってきた別の自転車とぶつかりそうになって、利かないブレーキを握り締めました。すると、マイ自転車は僕を後方に残したまま進みました。つまり、ブレーキをかけたとたんに僕は自転車から降ろされたのでした。僕自身わけがわからないです。何でこういうときに限ってこんな目にあわなきゃいけないんだ。と腹立たしいようながっかりしたような・・・。
 そこで僕はふと考えてみたんです。考えたと言うよりはポジティブなシンキングを始めました。もしかしたら、同じことが起こっても、状況が違うのならそれはラッキーなのではいかと。例えば、信号で止められた時だって、とてつもなく長い坂を上りきった頂上にある場合、赤であったほうが休憩が取れると喜ぶ人がいるかもしれない。ラッキーだアンラッキーだと言うけれど、基準はどこにもないんだなあ。基準は正しくない。なんて言うか、判断の根拠(?)。
 人がたくさん死ぬ戦争だって、嬉しくなる人と悲しむ人の双方は必ずいるわけだ。それは、圧倒的に後者のほうが多いのだけれども。幸と不幸がラッキーとアンラッキーではないけれど、少なくとも似ている。苦痛は神の与え給うた試練とすることだ。僕はNo religionだけれども。そうすれば毎日のできごとにはらを立てることは少なくなるはずだ。


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