しもさんの「コラムニストを目指して」

2002年01月17日(木) 「読み聞かせたあと、感想を聞かない生き方」

親が心を込めて、子どもたちに絵本を読み聞かせてあげる動きを広めたくて
一年間頑張ってきた。
何回となく参加者の話を聞くたびに、ナルホドというヒントをいただく。
「30秒で読める文字量を、1分で読むつもりで・・」
「ページをめくったら、すぐ読み出さずに、一呼吸おいてから」
「あまり抑揚をつけずに、淡々と読んだほうが、子どもたちの想像力がつく」
その他、経験から得たヒントは、とても奥が深い気がする。
今回もその一つ。
自分では心を込めて、ゆっくり丁寧に読むことが出来た。満足。
しかし、子どもの反応が気になって、つい
「どうだった?」「面白かった?」と感想を聞いてしまう。
どう感じたかは、子どもが感じ、子どもが自分の中で昇華していくことである。
もう少し、大きな気持ちで読み聞かせに取り組んでみよう。
なんでも、すぐに成果を求めてはいけない。
そう思わせてくれたヒントであった。

「読み聞かせたあと、感想を聞かない生き方」はいかが?


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