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しもさんの「新聞・書籍掲載文」
しもさん
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2007年06月15日(金) ■
恥と思いたい 王子騒動過熱 (49歳)

静岡新聞 朝刊(ひろば)

この「王子」騒動は、いつまで続くのだろうか。
私はあえて「フィーバー」という単語を使わず
「騒動」という単語を使いたいと思う。
「フィーバー」とは、極度に興奮すること、熱狂すること。
だから国民がフィーバーすることは、決して悪いことではない。
しかし「騒動」とは、多人数が騒ぎたてて秩序が乱れること。
また、そのような事件や事態を意味する。
「ハンカチ王子」から「ハニカミ王子」まで、
ここ数年、好青年を見つけては「王子」と名付け、
マスコミも一緒になって秩序を乱している。
今後「王子」の生写真が高く売買される風潮が根付き、
モラルは無視され、彼らのプライバシーすら守られなくなり、
あらゆるシーンで、写真が撮られ続けることになるだろう。
ダイアナ妃が、パパラッチの執拗な取材を振り切ろうとして
亡くなった時、彼女の死を悼み涙し、
外国人はなんとひどいことをするんだと、怒りを覚えた国民が、
今、彼らと同じことをしようとしていることに、
私たちは気付くべきだろう。
十五歳の少年に「もう少しマナーを守って欲しい」と
言われた日本の大人たち、
教育再生計画の対象は、私たちなのかもしれない。
心から恥じ、反省したい。