‖ ひびひより日記 ‖
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青木くん外部です。
とても面白そうなシュチュエーションだったんですが… 途中TV的要素が入ってきて… 芝居を見に来ていた人には、肩透かし的でした。
お話としては、ふたりの演出家がいて、それぞれ個性が全然違っており、 ひとりは、純粋に演劇を愛し、ひとりは、舞台からTV界に場所を移していったという。 で、その二人がシェイクスピアを題材に本を書いて競うというのがベースでした。 途中、ロミジュリでは、ジュリエットが二人になったり、ベニスの商人や、夏の夜の夢とかが絡んできて、 いい具合にこんがらがってきて、さてどうなるのか〜!!って 楽しみだったのに。 なんだかな〜な終わり方だったわけです。
劇中劇をやる役者さんでは、脇を上手い人が固めていただけに、どうなって終わるのかわくわくしてたのにそれをみせてくれなくて、残念。
結局は、純粋に演劇を考えてきた人が、考え過ぎてドツボにはまり、TV界に行った人間に 「俺等、一緒にやったら、面白モノができるんだぜ」で終わってしまいました。 タイトルも単純に次ぎは、シェイクスピアの「オセロ」をやろう!ということの「今度は、オセロ」と 裏表のゲームのオセロも掛けていたようです。
この芝居の元もアーバンフォレスト(劇団でいいのか?)の演出家&役者さんチームとTVの「ワン・ツー・スリー」の演出家が一緒に 舞台を作ったみたいでしたね。 だから、ゲストとかで芸能人もでてきていたし、客席にいた芸能人も引っ張ってくるし、 それは、それでTV的には、面白いんだろうけどね。 (おおぎりしたり、叩いて叩いてじゃんけんポンとかのゲームをしておりました) だから芝居を見に来ていた人間にとっては、ちょっと肩透かしでした。
千秋楽だったんですが、座布団席もでていて、満員のサンモールでした。 そして、千秋楽なのにカーテンコールもなく、あっさりと終わっていた舞台でした。 まあ、おわりに演出家さんも出てきて、ちょっと挨拶していたけど、それだけでした。
普通、もっと拍手とかあるもんだと思うけどな。(熱いファンがいたら) 私、冷えて、トイレ行きたかったので、速攻出て行ったんですが、 そのまま余韻もなく終わったところもすごくTV的な客席だったような気がしました。 だから、Tシャツは、売れてもパンフレットは、売り上げがイマイチだったんじゃないのかな。
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