午前1時頃に、ぼろ雑巾のようになった大学の友人1名が来訪する。とりあえず部屋にかくまい、おじやを作って提供する。自宅生であることを悔やんだ。自宅生は音に関する制約が厳しすぎる。人ひとりまともに介助するためにも自己完結した空間が必要だと心から思った。これは同居人のせいではなく私の音に対する精神的な欠陥のせいである。(完)