月と散歩   )   
DiaryINDEXpastwill


2002年01月31日(木) 種子島漂流記 21

『Y-2』

でも、休み♪

昼までゴロゴロして、海へ行く。
よく晴れた、冬の午後。
相変わらず、風は 強い。

釣竿担いで テトラポットの上。
並ぶ、男 4人。

…いざ…!

―――

故郷の幼馴染み。
家業を継いだ彼は、今はもう立派な海の男だ。

僕の母親。
叔母の魚屋をときどき手伝っていた。
魚くさくて荒れた手の平。

小さい頃から、僕の周りには海の匂いがあった。

…で、今の僕の手。
帰ってからよく洗ったけど、海の匂いはまだ残ってる。

石鹸と混じったその匂いは
とても懐かしく、やさしくて あったかい…。

―――

本日の釣果:1匹(苦笑)


りべっとまん |MAILHomePage