寝てないビィーム。 - 2001年12月02日(日) 明け方6時過ぎ、ようやく眠りにつこうとした私。 しかし最近薬も飲みすぎなので、常用している(すんな)安定剤と睡眠薬ナシで寝ようという、ジャンキーにはいささか苦しい試み。 が、まあ成功して、少しうとうとした…午前10時半、彼氏からの電話で思考が半分起きる。無論半分以上寝ている。 もうよく覚えては居ないが、まだ寝たばかりという私の状態を知る由も無い彼は、おそらくなにをしていたのかという質問をしてきたのだと思われる。全く記憶に無い。それに私は、何かの固有名詞を挙げ、『電話に代わりに出てくれるの』と呟いた記憶がある。『は?何で?誰それ』と繰り返す彼に、『だから留守番してくれるの。代わりに』と返す私。どうも何かの夢の続きらしいが内容は覚えていない。 何かおかしいと悟った彼は質問を変えた。『寝ボケてんのか?』 寝ボケてなどいない、こんなにはっきり喋ってるじゃないかと思った私は、彼が聞き取りやすいよう、もっとはっきり『だから、代わりに留守番してくれるんだって』と返した。会話が成立していない。 『寝ボケてんのか?』『寝ボケてんのか?』何度も繰り返され、私は自信を失った。 もしかしたら、寝ボケてるのか?私…という疑惑が心を掠めた。 こんなにはっきり意味の通じることを言える私は、でももしかしたら寝ボケてるのか? 一気に不安になり、正直に打ち明けた。 『寝てたから、もしかしてそうかも…』 でも、意味の通じることを言ってるはずだったのに…一抹の不満を抱きつつ言うと、彼はあっさりと切り捨てた。 『解った。寝ボケてんだな』 でも、意味は解るでしょ?とまだ思っていたが、ソレは口に出さず、電話を切ってまた眠った。やはり、うとうとしただけなので、はっきり極彩色の夢を見る。 どこかの山小屋の中で、B−Tさんが勢揃いでいらっしゃる。ソコに私も居る。 なんだかよく解らないが、会話の主役は妙な刺繍で彩られたオーガンジーのシーツ(カーテン?テーブルクロス?)らしい。私は見ているだけの傍観者役である。会話に口を挟む権利は無いようだ。 そのオーガンジーを中心に、彼らの会話はだんだんヒートアップしてくる。 その布を一定角度で撮ると何かの効果のように見えるか否か、というのが趣旨らしい。無理派とできる派、二つに分かれて、超カッコ良い英彦さん(『超カッコ良い』は修飾語で無く今や彼のミドルネームなのでお間違いなく)が両立派、というか彼の意見で出来るか否かが決まるカンジになっている。 そして、困った超カッコ良い英彦さんは『やってみれば良いじゃないか』という、非常にマトモな意見を出した。そもそも、これだけ話し合ってて今まで出なかったのが不思議である。 それに賛成して、実際に超カッコ良い英彦さんはカメラの前にそれをかざし、撮ってみた。 『できる』派の思ったような映像は、どう頑張っても撮れなかったらしい。 できない、という結論を残して、オーガンジーはそこへ打ち棄てられた。憐れである。 そこへ、母が乱入してきて、退屈なのか、まだ調子の悪い私の布団に潜り込み、散々呟いた後にマジで寝ようとするので私は慌てて追い出した。 ココで、昼が来たらしいが、ホントにロクに寝てないのでまだ寝ようと決意。 それから、ガラスが風で割れる室内に閉じ込められたり、いろんなアドベンチャーを経て夕方がやってきた。 疲れたが、寝たような気もしなくもない。 そして、何かしようと思い立ち、今更だが『FF7月間』の準備に取り掛かった。もう12月に入っているのにソレで良いのか私。…まあ結構OKらしい。 ファイナルファンタジー7…もう生涯出逢えまいと思うほど、稀有なストーリー展開を見せてくれた割にはあまりに深く広く作りすぎたせいで補えなかったところがたくさん出て、おかげで同人女に突っ込みを入れさせるネタをたくさん提供してくれた、素晴らしきかなRPG。 私、自慢にならんが自力で最後まで解いたRPGってこれしかないですマジメな話。大抵、話に飽きてきてか、話が読めてか、放り出すクセがあります。 ファイナルファンタジー10も、ユウナレスカ前で放り出してます。なんか話が読めてきてもういいや…って言うかあまり興味がなくなってきて(笑) 肩凝ってまでやるほど魅力的な話ってなかなかないよなあ…。10はその点、このRPGには人一倍飽きっぽい私をラスボス手前まで引っ張ってきたんだから面白かったといえるだろうと思いますが。 7の時みたいな、睡眠時間も惜しくない勢いのハマり方ってもう無いだろうなあ…。7をやったときは私は確か大阪在住学生のときで、昼ガッコ行って夜働いて夜中に帰って明け方に起きてまたガッコ行ってエンドレス生活送ってましたが、僅かな『部屋に居る』時間を全部7に空け渡してプレイしていた記憶が。あの一週間、私は寝ませんでしたと言えるほど。寝てる時間は、神戸まで通う電車の中だけでした…。アホーです。でもあの勢いでハマれると楽しいね。 そして、確か初プレイが1月頃だったと記憶してますが、卒論の手直しもロクにせず、3月にはFF7で本出してましたね…。大バカです。でも卒論ちゃんと提出して、『秀』を頂いたので結果オーライ。 その想いを思い出そうとしつつ、その『ハマリたて♪』で書いた小説の手直しをしてみたり。ソレをアップする予定なので。 そして、画面に向かってカタカタやって数時間…ふと、朝の情景が私の頭の中を掠めたのです。 私完全寝ボケてたじゃん…。←オチ。 -
|
|