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胃がゴロゴロ。 - 2002年01月20日(日) ゴロゴロ言ってる訳じゃないんですけどね現実問題。 でも、もう【ゴロゴロ】としか表現が出来ない違和感があるんですよ…ここ数日。何かね、何かがゴロゴロなの…。痛みとかじゃないんですけど、とにかく違和感が。コレも憎きピロリンのせいなんでしょうか? あァ…気持ち悪いわ…胃が。 そんで、今日も今日とて読書に浸りまくる一日。 今の私って、ホンマにいくら本を与えられても読めることでしょう。そういう精神状態です。どういうと具体的に考えるとアレですね、【乾いてる】って状態。 乾いてるから、いくら水かけられても吸収できます。そういう精神状態になるときが、2〜3年に一回とかそういう周期で訪れます。何なんでしょうね、この周期は。 で、ソコに嵌まると、まあ半年とか一年とか、もっと長いことになったりもしますがその間、狂ったように本を読みまくります。で、ソレが終わると、今度は狂ったように書きまくるときが来るんです経験上絶対です。 最近のこのノリは、1996〜1998の間にあった【読書期間】、その後1999〜2000にまたがった【書きまくり期間】が記憶に新しいですね。 それからしばらく読みも書きも、あまりなかったような気がしますが去年の中頃からですかね、とにかく読みまくってるのが。 路線はその時々なんですがね、興味が増幅されると言うんでしょうか。ソレまで、【まあ機会があったら知りたいな】程度の興味が、【どうしても知らなくちゃ】と思うトコにまで追い詰められる。それで、ソレ関係書物を狂ったように集めまくる。…ということを繰り返し、ある一部分への知識が俄か深くなる。で、【俄か知識】が嫌なのでもっともっとと潜り込む。 そうやって潜り込んでいって、つい集めてしまった本は一体どのくらいになるのでしょう…。 私は、知識をお返しするのが嫌いである。図書館という便利な制度を学生時代はフルに活用し(…ていうか大体図書館の蔵書数だけで決めた学校だった)、一日3冊平均借りて読み、してましたマジで。あの時間がない間に一体いつそんなに本を読んだのかと自分でも振り返って不思議ですが、通学電車の中、家に居るほんの少しの間、ととにかくいつでも本にかじりついてた気がします。 でも、【返しちゃう】。当たり前ですけど返しちゃうわけです。そうするとね、私の知識の【裏付け】がなくなって心細い。 何だったっけ、と思ったときにぱっと本棚から出せるところにあれば、【裏付け】として私を安心させてくれるわけです。あァ、間違ってなかったなともう一度確認できます。でも、返しちゃうとソレが出来ない。 それで、「え?確かこうだったような…?」と、確認できないままもしかしたら知識が歪んでしまうかもしれないわけです。今、ぱっと答えられる何かが学生時代に読んだ本だった場合、そしてソレを買っていなかった場合(凄く凄く気に入ったら私は借りて読んだ本でも買いなおす)、私の知識はニセモンかもしれません。 出来るだけいろんなことを知りたい。それで、私の本棚の本は増えていく一方で…。もう、暗誦できるほどに何度も読んで叩き込んだところから手放していくしかないってのが何とももうイタいですね。どうして本をずっと持っていられないんだろう…(本キチの至言か?)。 一杯読みたいと集めたいが同義語なのは何もコレクターだからではなく、何度も読まなきゃ普通忘れるでしょうよ。忘れたくない、自分のものにしたいのよ。だから同義語になってしまうわけです。 ……そんな訳で胃がゴロゴロしながら、今日も本を読みまくる私が居たりする訳です。あァ、有意義な時間…ホンマに。時間がさらさらと流れる音なんか無論しませんよ。活字を頭に灼きつける方に全神経総動員してるから、読書中の私の時間はどんなに周りがうるさかろうと常に無音。 無音の中、脳裏に焼かれる新しい知識。………快感。 -
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