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『あしたのジョー』を観るべし! - 2011年02月23日(水) …ハイ、思いっきり影響されたタイトルつけてすみません。 …凄いです、ナメてました映画『あしたのジョー』。 正直、私だって世代ではなく、「あしたのためにその1」「内角をえぐるように打つべし」「立て!立つんだジョー!」(考えてみたら丹下段平のセリフばっかか…名セリフメーカーか丹下)などの、有名すぎる台詞、力石との死闘、力石は死ぬ…といった、まあちょっとオタクなら知ってるかな程度の知識しかなかったんですが。 映画化に当たり、単行本が愛蔵版で出てるから買いながら読んでみたわけです。 読み始めてまず『矢吹丈って…ダークヒーロー!?』というのに驚きました。 力石との出逢いが少年院!?これを映画でやまぴーちゃんが演るわけ!?無理無理無理!! …と、思いました。どーせ出逢いは場所変えるのさ。 …ところがどっこい!! 映画『あしたのジョー』は、戦後のドヤ街を完全再現、矢吹丈はちゃんと(?)窃盗、暴行、傷害の常習犯でチンピラとして少年院行き、そして少年院でも暴れて力石と出逢う! 実に素晴らしい力作でした。 惜しまれるのは、『NewS、やまぴーちゃん』と思って見に来た平成の女子にこの8割殴り合いの映画の汗臭い素晴らしさは理解できまい…そして、本来男子が喜んで見るような映画なのに、『ジャニーズ』がブラインドになって、『あしたのジョー』ファンの足が遠のいてしまうんだろうな…。 ああ、出来が良い映画なのに素晴らしい力作なのに!!惜しい! しかし実際、私も他の誰かが主演であればわざわざ見に行ってない…特に私の中で『やまぴーちゃん』への興味は激しく失せ果てかかってたんで、行ったことさえ奇跡的。 ただ、『あしたのジョー』原作を読んで、どこまで再現出来るのか!?とどんどん思い続けてた事、ガリガリに痩せてポスターに映っていた『ジョー』と『力石』…。(しかしホントに力石と丹下は激似) 役者さんは凄いね…。 鋼のような鍛え上げられた躯、盛り上がる上腕二等筋…!!(フェチ) 落ち窪んだギラギラした瞳、限界まで絞った鉄板のように割れた見るからに堅そうな腹筋!! 人間の身体は美しい!! …フェチが先走ってしまいましたが、いや、ホント凄かったんです。 ボクシング好きになりそうな勢いで。 昨今の草食系男子どもよ、『あしたのジョー』を観て、目覚めるべし! -
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