日々想事ひびおもうこと...紫能神巳

 

 

嘘でした - 2012年10月19日(金)

15日深夜0時6分と書きましたが、もう16日になったばかりの深夜0時6分でした。
娘二人にその連れ合い二人、そして孫(つまりは私たち)みんなに最期の一呼吸まで看取られて逝けるなんて、幸せだったと思います。
曾孫にまで骨を拾って貰うなんて、なかなか無い話かな、と。

おそらく、普通の人の望み得る全てを果たして亡くなった祖父は、やはり幸せだったのでしょう。


本人的には100まで生きる予定だったので、10年足りませんでしたが、それでも良い亡くなり方だったと思います。


哀しみは尽きませんが、永く生きてくれた分、思い出もまた、尽きません。


可愛いじいちゃんでした。


命日より、誕生日を覚えていてあげたいです。


大正生まれの人が、長かった昭和を生き抜いて、平成まで生きててくれた。


初七日、四十九日とまた過ぎて行く内に、自分でも忘れていたような、じいちゃんエピソードが出て来るんだろうな、と漠然と考えています。


あまりに良い亡くなり方だったので、涙は出ないかと思ってましたが、やっぱり葬儀ではダメでした。


私はじいちゃんの為に泣くよ、と宣言していた通り、それがじいちゃんの為だったかどうかはともかく、涙が溢れて止まりませんでした。


もうじいちゃんは居ないんだな、と実感するのは、まだ先の気がしますが。


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