エヴァンゲリヲン劇場版、Q(ネタバレありまくり注意) - 2012年12月15日(土) ビックリしたビックリしたビックリした―――!! いや…あのさ。今日からベムとかワンピースとか始まるから、その行列かと思ったら…『満員御礼』で配られ始めた、今日からの劇場版アスカのポストカード待ち…。あの…公開してもう一ヶ月くらいになりますよね…?(一日で『海猿』の興行収入抜いたらしいが) 『貸切!?』と思いきや、いやいやいやいや。めっちゃ埋まりました。空席無し。相方と驚きまくる始末。しかも今日からアスカのポストカード配ってるのなんか知らないから、その行列の横をすり抜けて入り、相方が後で『アスカのポストカード列だった!』と言って、貰って来てくれる始末。しっかりしろよ大人…(そもそも子供はエヴァ観ない) まあ、そんな盛況振りにも驚きましたが。多少予想はしてたがちょっと予想超えてた。 『ネタバレ注意!』と書かれて、ビニール袋に入ってて見本の陳列もされてないのに飛ぶように売れていくパンフレットも…異常だったなあ…。限定版と通常版とあるんですが、通常版はカヲルとシンジなの、表紙が。貞元渾身のカヲル&シンジ。そりゃ両方買うっちゅーねん。でも買うまで表紙すら解らない。どんなだけファンの購買意欲を信じてるのさガイナックス…!(そりゃ買ったけど!) そんで、また行く気です。これはまた行かねばね、と相方と熱く語り合うこと…何時間? だって!!カヲルが!! つーか、私的には『破』で目一杯脱力させて頂いてたので、結婚すると男は丸くなるってか〜?庵野!!とか毒づきたい勢いだったんですが、隠し持ってた日本刀でぐさりとやられたカンジ。ああ、これこれ。この絶望感がエヴァだよなあ、と何か逆にホッとしました。 しかし、ホントに激しい絶望感と無力感に駆られるので、私今心が元気で正常で良かったよ…これ、心弱ってたら引きずられるよ…と、ご注意申し上げたいです。 TVシリーズ見てない方にもお奨めできない。だってこの虚無感、TVシリーズの時のアレだもん。 こんな絶望感溢れるアニメを!!夕方5時にやるのか!!と戦慄した…アレはもう何年前…?エヴァとの出逢いは忘れられない衝撃ですよ(笑) ちょうどシンちゃんがネルフに呼び出し食らって暗い部屋でパイプ椅子に座って釈明してる…のが、私のエヴァとの衝撃の出会い(笑) それ以来、何だこのやる気の無い主人公…と、碇シンジの虜になった…。そう、私エヴァだけは、主人公が好きなのよ…。ホントに自分史の中に無いくらい。基本、主人公嫌いだから、何のアニメでも(笑) だって主人公ってやけに能力とか財力とか才能とか人脈とかに恵まれてて、それを惜しげもなくひけらかすんだもの(笑) うっとーしんだよテメーら!!…と、思ってしまうんですよ○空翼とかね。○矢とかね。(列挙しなくて宜しい) でも、このダークヒーロー凄いな〜…と思ってホントに早何年? 僕、エヴァになんか乗りたくないんです…でも父さんが…ミサトさんが乗れって言うから…街が壊れても人が死んでも僕のせいじゃない父さんのせいだしミサトさんのせいだ!―――ハラショーな神経してるよなこの主人公…と、まあそんな感じで(どんな)、碇シンジを愛でて来たんですよ。 大嫌いだった○方恵美さんに『スミマセンでした。』と土下座できるほどに。いや、彼女が某妖怪役をやってたときに、鼻に衝いたんだよー!(笑)役が良いんであってアンタがうまいわけじゃないんだよ単に役に恵まれたの!…とか思っててごめんなさい!日本一の『少年絶叫キャラ』だと思います。絶望の嗚咽をやらせてこの人の右に出るものが居るだろうかと。シンちゃんがどんだけ絶望してるかって伝わってくるもんな…。 話を元に戻すと…。劇場版。 エヴァの呪いってアンタ…。そんな設定、アリ!?じゃあ、私の中ではマリが一気に存在感と言うかそういうものが増しましたが如何に!?え、キーパーソン、マリ!?思ってもみなかった…少なくとも、『破』では!! だって『破』は単なるラブコメじゃんよ。私エヴァにそんなもの求めてなかったので。ソレは『鋼鉄のガールフレンド』で補完したので放っておいてください。 …ってな感じだったマリが、まさか!? エヴァの呪い…で、多分半身サイボーグなアスカ…。光る左目が痛々しかったです、しかし男前すぎですアスカ…。 『で、アンタはどーしたいのよっ!』うわああ男前…! シンちゃんはアッサリと『あいつ僕の知ってる綾波じゃないし〜』って棄てたのにアスカが拾ってくれた!神!(…なんじゃないの?あのNew綾波的には) まあ、頭抱え込んで何もしない渚…。うん、いっそ清清しいよ、そこまで何もしないと…。『カヲル君も手伝ってよ!』と、無気力主人公、碇シンジに言われちゃうダメっぷり。 私の中で、13号機の中で首チョンパしたひとは『…私は多分三人目だと思うから』の渚バージョンってことになりました。 …だって、月に居た『初めまして、お父さん』の人とは明らかに別人でした。月に居るカヲル君、次に帰ってくるのね、待ってるわ。 そんなことを本気で思ってしまうダメっぷり。 誰だあれ、どっかのアスラン=ザラが混じってる…!(いやマジで) 大体あれさあ、首輪、首輪。 あんな風にアッサリ外せるんなら、棄てれば?わざわざ自分に着けることなくない?渚2号(勝手に)。殺しまスイッチ(また勝手に命名)が押せないからこそのミサトさんだったわけだしさ〜…。 どうしても、あの首輪、『外せたのにわざわざ自分に着けた』ことが解せない…。あの首輪無かったらヘブンズドア(膜だったけどさ)開かないとか?そんな説明無かったよな? TVシリーズの時は、一睨みでヘブンズドア開けてましたよね?渚くん。 それが、今度は二人じゃなきゃ開かない?『その為のダブルエントリーシステム』って、嘘臭かったんですけど…。だって、渚氏、『違う!』って言ってからは妙な呪文を呟いてるだけで、ロンギヌスの槍とカシウスの槍じゃないといけないのにロンギヌス2本刺さってる…ゼーレ…!僕最初の使徒だったのに13番目の使徒にされちゃった…!とかなんとか言ってるだけで、ホントに何もしてなかったのに、ロンギヌス2本、シンちゃんが抜いちゃいました…。何の為のダブルエントリーシステム?いや、マジで…要、説明…。 そもそも誰が作ったんですか、13号機…だってもう、ネルフに人、冬月とゲンドウしか居なくね?あの二人が作ったんか?とか、もう謎が多すぎる…!そして世界中多分40人くらいしか居ないんじゃないの、と思わせる絶望的な荒涼とした世界の中で、一体何を守っているのか、元ネルフの皆様方。それが一番不思議。サードインパクトは起こったのね?んで、今シンちゃんが起こしたのは、フォースなのね?ファイナルインパクトって何回目のことをもう言うわけ? …巨神兵にやらせたほうが簡単そうです。と、同時上映(笑)の、『巨神兵現る』を観て思いました。あの〜『巨神兵 宮崎駿』ってクレジットは…中に入ってんのか!?と、誤解を受けるから…面白かったです(笑) しかし14年後か〜…。(最大のネタバレ)14年間、渚少年はあそこでピアノを弾きながら、碇シンジの目覚めを待っていたのかと思うと、ソレはそれで可愛らしいです。帰ってきてね、月に居る1号!(信じてるわよ!) -
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