新入園児も園生活に慣れ、先生やお友達ともかかわりを持てるようになってきました。 毎年思うのですが、年々子供達のできることが少なくなってきているように感じます。 衣類の着脱、ご飯をこぼさず食べること、お友達と遊ぶこと・・・ 社会が便利になればなるほど、人間の生きる力が失われているようで、恐ろしさを感じます。 また、いつの頃からか、「こどもを比べるのはよくない」という観念が広まってきて、「子のこのペースで」といいながら何もできない状況にしている場合もあります。比べすぎもよくありませんが、その年相応というものはあるのではないでしょうか? 幼児だけでなく、小、中、高校生でも、「この年頃ならできるんじゃないかな?」ということができないことを目にします。 経験として、どんなに年齢を重ねても、経験・体験して来なければできないことはたくさんあります。 狼に育てられた少年の話は有名ですが、彼は狼の生活は経験してきたのでできました。しかし、人間の生活はできませんでした。 環境の力、経験するという学習は、本当に大切だと感じています。
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