はなこせんせいの日記
教育の現場の様子と気付いたことを折々の出来事に載せて綴ります。

2004年09月06日(月) 晴れ間

 今日は年長児の山登りでした。
霧雨にぬれる山を見上げて、「大丈夫かな・・」と心配しながらの登山。
頂上まで上って、すぐに下山しようと思いましたが、天気がよくなってきたので、山にある龍神水のお宮まで行くことにしました。
 龍神様は雨乞、お天気、邪気払いなどに霊験あらたかと聞いて、(立て札にそうかいておりましたので)子供たちに早速教えました。
 それじゃ、お天気にしてくれるように頼もうとみんなで手を合わせました。
水の音だけが聞こえるシーンと静まり返った時間・・・
 さあ、それじゃあ、戻ろうね。とまた、頂上へ引き返すと、なんということでしょう。空が明るくなってきました。
 「神様のおかげだね」といって、子供たちも喜び、おかげでお外で気持ちよくお昼ごはんをいただくことができ、ばった取りまで楽しめました。
 本当に不思議なことに、山からは景色がまったく見えないほどきりで囲まれているのに、子供たちのいる場所だけが明るかったのです。
 遊びも終わるころ、雨が降り出しました。ちょうど帰る時間でした。
というわけで、無事登山を終えてきました。
 神様がいるのか、龍神様のお力か、私にはよくわかりませんが、
誰かがどこかで子供たちを見守ってくれているとしたら、心強くはないですか?また、子供たちにも「いい行いをしていればきっと報われるよ」と本心でいってあげられる、何かを信じられるそんな子供になってほしいと思います。うれしい晴れ間のお話でした。


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