はなこせんせいの日記
教育の現場の様子と気付いたことを折々の出来事に載せて綴ります。

2008年07月01日(火) 公共と子ども

  めったに乗らない電車にのって
ビックリの事件がありました。

 忙しく乗り降りする電車
ホーム側にはお母さん
電車の中には2歳ぐらいの子ども

 「どうするの?1人で降りたいの?いやなの?」
お母さんが子どもに話しかけています。

 電車とホームの隙間が開いていて
子どもが簡単に降りられるような状況ではありません。

 「あぶないよ、ママが抱っこするから」
すると子どもは
いやだー自分でする〜と泣きます。

 すると、お母さんは、もう一度
「自分でできるの?やってみる?」

 様子を見ていたはなこせんせいは
「危ないですよ!早く抱いておろしてください!」と
叫び・・・そうになりました。

 だって、電車が止まっているのは
わずか1,2分

 子どもが動いたとき
扉が閉まったら?

 もし、子どもだけ車内に取り残されたら?

 子どもが下りようとして、電車とホームの隙間に落ちたら?

 なにより、忙しく乗り降りしている乗客にとっても
危険だし、迷惑になっています。

 2歳ぐらいの子どもは
何でも自分でやりたがり、
お母さんがやってしまうと
怒って手がつけられなくなるのでしょうね。

 でも、公共の場で
家庭にいるように
「どうするの、どうしたいの?」と
悠長にすることが
果たしていいのか?いえ、いいはずがないと思いました。

 そのときの子どもの気持ちも大切ですが、
公共の場では、公共のマナーを学ぶことが
一つの勉強です。
 気持ちを聞くのは
下りたホームの隅でも
十分できたはず・・・・

 子どもなんですから、おおめに見てください!というのは
子どもにとって一番よくないお手本です。

 子どもだけど、公共のつまり社会の中で
一人前の正しい心構えを見せること
それを教えたら
子どもの財産になりますね。

 今、会社に入っても
常識はずれで上司に注意され落ち込んだり逆切れする人がいるようです。
子どもに親が、大人が持たせられる財産は
挨拶や、マナーが身に付いて
気持ちよく人と過ごせる能力ではないかと思います。

 ・・・・その親子がどうなったかというと
お母さんは、発車のベルが鳴ったら
「もう、だめね」と子どもを抱いて
電車から降ろしました。

 「できるの?やってみる?」と聞いていて
「もうだめね」じゃ悲しいな。

 はなこせんせいは
「声をかけるべきだったかな?」
としばらく悩んでいたのでした。
おせっかいですがね・・・・
どっちがよかったのでしょうかね・・

 


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はなこせんせい

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