明日は父の日ですね。
園でも、子どもたちが作った プレゼントを持ち帰りました。
どれもこれも 気持ちのこもったものです。 とても上手に作れたと思います。 子供達を 誉めてあげてください。
さて、父の日がらみで うちの主人のお話を一つ。
ここからは いつもどおり パパと記載させていただきます。
今日の朝も 早起き息子は、5時半にはおきて ママの顔をバンバンとたたいては 喜びの声を上げます。
息子が寝ている間に 色んな準備をした昨夜はと言うか 早朝のせいで 寝不足のママは 息子のお誘いを無視して 眠ったふり それに気付いたパパは 息子に声をかけて 絵本を読んであげました。
まついのりこの 赤ちゃんの絵本です。 「あめふり」という ほとんど字のない 絵だけの本。
布団にもぐりこんで 眠りを決め込んでいる私の耳に パパの朗読が響きます。
「あ、雨が降ってきたね。 ありも隠れたよ かえるさんは喜んでるね・・・」
文字のない絵本だけに 読み手の捕らえ方が表れます。
私も読んであげるけど かえるが苦手な私には 「かえるさんは喜んでるね」というフレーズは 出てきませんでした。
パパが読むのもいいもんだ。
他にも、私にはできないパパの読み方があって ノンタンの絵本で 自動車が出てくるものがあるのですが
「ノンタンの自動車、ぶっぶ〜(ここまでは絵本に書いてあるとおり) ノンタンは、ポルシェか(パパオリジナル) 熊さんの自動車、ぶっぷー くまさんはベンツだな たぬきさんの自動車、ぶっぷ〜 たぬきさんは、ミニか?いや、すこし違うな〜」
と言った具合なのです。 また、その車の絵は がっさりとしていて 私などがみても、どの車種などとは わかるものではありません。 赤ちゃん向けの自動車の本もあるのですが こちらは、自動車がしっかりと描いてあります。 ところが・・・
「パトロールカー、 お、これは●●式の▲▲だな、いまどきこんなの珍しいぞ」 というように パパのほうが楽しんでいるほど。
誰にでも、得意分野があるもので 子供の扱いは 当然私のほうが上ですが(もちろん!!) こんなところでは パパの魅力発信です。
と、書くと 育児上手のパパに聞こえますが 息子が生まれるまで まったく回りに小さい子がおらず 抱っこもできないほどでした。
絵本だって読んだことはありません。
初めて息子に読んであげたのは 「がたんごとん」です。 しかも、私が読んであげている様子をからかって 大げさに「がたん〜ごとん〜」 お、手本が良いから、なかなか上手!といったら パパはママをからかったのに なぜか誉められて 困っていました。
明日の父の日は 父にしてもらった御礼に 息子にたくさんの本を読んでもらおう。 パパにしかできない 特別の読み方で。 傍らで聞いている私も 嬉しくなるような読み方で。
副園長 松橋でした。
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