再会話の続きです。
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抱き合ったまま
ゴロゴロしてて
時々キスしたりして
そんな雰囲気だけで満足してた私だけど
彼は、何とか成功させたかったみたいで。。。
でも、やっぱりできなくて
そんな折、彼がボソッと呟いた。
「リサイクルセックスってのが、いかん。」
・・・それは、どういう意味?
リサイクルセックスがダメなら
ちゃんとした関係でのセックスならいいの?
ちゃんとした関係に戻れるの?
更に私にも聞いてきた
「どう思う?」
だけど
私は
何も言えなかった。
いい人がいないから、彼氏がいない。
って言った私と
いいのはいるけど、彼女はいらない。
って言った彼。
彼が太った事にすぐ気付いた私と
私が痩せた事に気付かなかった彼
そして
ようやく抜け出したあの苦しい想いを
また感じるかもしれない恐怖。
結局私は
「そう?」
としか答える事ができなかった。
彼の問いかけに期待も感じたけど
ただの勘違いかもしれないから。
結局、私達の関係は微妙なままホテルを出た。
家まで送ってもらう間の車内も奇妙な空気で
最後、車から降りる時に彼が言った言葉
「またメールするわ。」
って言葉も
あまりにも、消え入るような声で
なんだか、二度とメールは来ないような気すらして
不安だった。
だから翌日
ありがとうメールを送った。
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