その翌週。
また、彼の会社に対して遅延が発生した。
電話…。
しづらッ
話しやすいし、イヤミを言わないからやりやすいんだけど
あぁいう冗談の後は電話をかけるのにちょっと緊張してしまう。
それでも、電話をかけて彼を呼び出す。
「○○のみぃすけと申します。」
「あー、はいはい。
じゃ、いつにする?」
いきなり食事の話ですかい。
微妙な空間で仕事の話をする事を予想してただけに
かなり緊張がほどけた。
その日はいつになくいろいろ話して
冗談なのか本当なのか分からない誘いの中で
年齢を聞かれて、聞いて。
33歳。
リュウと同い年だ。なんて思いながら…
「ちょっと、どこまで本気なんですか?」
って聞いたら
そう言われて
とりあえずメモった。
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