今ドラマで『動物のお医者さん』をやってます。 あたしは『ホットマン』のほうを見てるんですが(手子銀に萌えてるので)、 友人がコミックス残ってないか?と聞いてきた。 お友達が読みたがってるそうだが、自分のは行方不明、古本屋にもないとかで。 で、物置きをひっくり返して探してみた。 出てきたんですがね。2〜8巻まで。 1巻は最初から買った記憶ないし、最後まで買った覚えもないので、(たいがいのコミックスって、なぜか最後まで買うことがない私…熱しやすくさめやすいのか??)、これで我慢してもらおう。
で、探す途中、ついあれこれと引っぱり出しては、『へ〜、こんなんも買ってたんか〜』と驚いてみたり。 なんせ物置きだけでダンボール10箱ほどにごちゃごちゃと入ってるもので。 しかも最後のほうからやっと出てきたんだよね。目的の物が。 そこに到る道程の長かったこと。 そしてその中に『バイオレンスジャック』が!! 知ってるだろうか??永井豪の、集大成とも言える長篇ですよ。 永井豪は『デビルマン』とか『手天童子』とか好きでさ〜。 そういえば『バイオレンスジャック』も買ったのね…。 途中までだけど。 ついパラパラと読み返し。なんであたしが『ゲットバッカーズ』にハマッたのか、わかった… 早乙女門土と身堂竜馬が好きだったんだよ!!! 蛮銀だよ!!いや、違うけど(どっちだ?) 身堂竜馬のほうがハッキリとオネエ言葉だし、自分の美しさに見蕩れてるし、女の裸は興味ない(自分のほうが綺麗だから…)し、そーゆー意味では銀ちゃんとはまったく違うんだけど。 お互い、相棒大好きってのは共通してる。 身堂竜馬なんか、「門土の死」をなかったことにしようと、無意識のうちに創り出しちゃうんだよ! マクベスみたく機械に頼らず、自らのイメージで。 しかも、ちゃんとした肉体を備えてる早乙女門土を!!! ま、それも『関東』という特殊な場だからこそできるんだけど。 そう、もうひとつのGBとの共通点。 それは、物語の舞台。新宿無限城よりはるかに地獄な『地獄地震』後の関東。 日本から切り離され、文字どおり無法地帯と化した地獄。 人間離れした化け物はいるは、なんでかジャングルまであって、猛獣はいるは(や、猛獣はきっと動物園から逃げ出したんだろうってことで、一応の納得はいくが)永井豪の本領発揮な世界。 行くことは出来ても帰ってこれない…まさに地獄。 あの〜〜、陸路はムリでも、水路と空路はあると思うんですけど〜〜?(^^; 関東ほぼ全域を襲う地震で、日本の中枢麻痺したゆーても、外国はなにしとるん??なんですけど。 ま、それをいっちゃあ、マンガは始まらんわけで(苦笑)それはおいとくことにして下さい。 青年誌での連載だったらしく、1巻に1度は暴力、強姦、殺戮シーンありなのですが、あまりにありすぎて、読んでるとそのうち麻痺します。 エロくはないのね。エグくはあっても。永井豪だし。読めちゃうんだけどね。 このマンガも、どうも全巻買ってたわけではないようで、その中でもふたりの出てくるところだけを拾ってみたんだけど。 全何巻あったのかは知らないけれど、手元のは26巻で止まってて、この巻で身堂竜馬が死んでしまった(たぶん)から、続き買うのやめたんだろうなあ…きっと… ストーリー自体はどうでも良かったのか?!>自分。 昔っからこーゆーキャラ好きやったんや…(しみじみ) 人の嗜好って、そうそう変わるモンでもないのねえ… ほんでまた、こーゆーキャラって、実は昔から少年マンガにいたんだねえ… それなりに受け入れられてるってことですか??? よかったねえ、銀ちゃん。(別に銀ちゃんはそーゆーキャラじゃないけど)
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