これも日常。
あの人に会いたい、そんなことを言い訳に、辛い日常を遣り過ごす。

2001年12月17日(月) キッシンググラミー。

今日は韓国文化論という授業で「シュリ」を見ました。
この映画を初めて見たときは途中で爆睡したと言う作品。
仕方なかったんだ、その日3本目だったし、夜中つうか朝方だったし。

で、今日初めて最後まで見たんですが。
号泣、ってほどじゃないけど。
泣きましたよ、あんなに泣いてたのあたしと先生くらいじゃない?(笑)

最後がね、あたしの想像していたのと違って。
映画は前向きな終わりかただと思うんですよ。
あたしの考えた結末は、後ろ向きですから。
二人とも最後死ぬと思ったんだ。男のほうは自殺で。
だってさ「キッシンググラミー」って魚が出てきた時点で、しかもその魚はつがいでしか生きられない、のなら最後は二人とも死ぬんじゃないかと。
思ったわけですよ。

この作品を見て「日本人は特殊だよな」と改めて思った。
普段生活している中で日本人って自分を「日本人だ」意識する事ってあまりないでしょう。
少なくともあたしはそうだから。
韓国は徴兵制をしいてるから、否が応でも国を意識しなきゃいけない、生活レベルで。
どっちが良いか悪いかなんて分からないけどさ。
でもこの映画見て、北とか南とか日本じゃなくて、自分次第だよと思った。
日本人を強要される時が来るだろう、そのときに「日本人だよ、だからそれが何?」って笑えるくらいの人間になりたいです。
本当のコスモポリタンってそこから始まるんじゃないのかな。

って、たまには真面目モードで。
それより、ヨーロッパ論が…。


あ、クリスマスプレゼントに欲しいものが出来ました。
また夢は寝てみろって感じがしますが。
それは「書庫」
書庫が欲しいーーー!
書庫作って一冊ずつ増やしていきたい、きっと幸せ。
でも入ってる本の大半はホモだったり(笑)。


 past  index  will


爾志 [MAIL]