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| 即席珈琲エディクション/Instant coffee addiction...嶋紗雪 |
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2012年10月15日(月)
20121015何回目
会社休日。 渓流釣りに行った。 川の一部を塞き止めて段々にしている半分釣り堀みたいな場所。 釣りやすそうな一段にバケツ2杯分のイワナを入れてもらう。
午前10時、スタート。 ミミズを餌に入れ食い。 釣れなくなったらボタン虫に変えながら。 口の端に針を引っかけるくらいがちょうど良いらしい。 魚が針を飲み込んでしまったら、取るのが大変。 私は下手くそなので、引くタイミングが全く合わず、釣る度にエラから針を取ってもらった(自分では出来なかった) 取る様子を見ていたが、とても痛々しい。 魚の事だが自分の事の様だった。痛い。そして、痛くしてごめんなさい。
午後0時、一旦休憩。 ここでお弁当のひとつでも出せれば、私の株は上がっただろう。 だがしかし、そんなスキルは私にはなかった。 女子力のレベル上げ頑張ろう…。
午後1時、再度イワナが撒かれて再開。 朝の時より元気がいい。 少し慣れて、大体狙ったところに投げられるようになった。 引くタイミングの悪さは相変わらずで、針を取る手間も惜しみ、糸を切り新しい針を結び直してもらった。 入れ食いフィーバーが過ぎ、魚が警戒して餌に食いつかなくなったところで終了。 釣りきれなかったイワナは、また次に来た人が釣るだろう、とのこと。
今回は、9月末の台風の影響で土砂が堆積し、釣れ残りのイワナ達も流されていたそうだ。
釣れたのは34匹。施設の洗い場で腸を抜いた。割りばしで抜けるのがすごい。 その内、12匹を自分用に頂いた。
「家でお母さんに調理してもらえよ」 と言われたが、調理も後片付けも自分でやりたかった。 「イワナは塩焼きが一番」 と言われたが、家はIHでグリルはなく、考えてフライパンで魚を焼けるシートを買って帰った。
下処理。 包丁で鱗を取って腹を開いて残っていた腸をとった。 初めてにしては上出来。 正直なところ、帰宅時、父が居たのを知り「やってもらえば楽」という考えが頭をよぎった。 でも、自分で半泣きで一人でやった。そしたら出来た。
新聞で水分をとり、塩胡椒をまぶす。 あとは、ホットプレートでバター焼き。 塩胡椒の加減は母が、焼くのは父がやってくれた。 祖父も交えて皆で食べた。 皮がするりと剥けた。新鮮な証拠らしい。 骨と身がきれいに分かれた。 美味しい美味しいと、言ってもらえた。 後から妹も食べてくれた。 幸せな気分になった。 こっそり自室で泣いた。
私を釣りに釣れていってくれた人には、とても感謝している。 離れていても幸せなのが、うれしい。 私も幸せにできているかな? ありがとう。 今日を一緒に過ごせてよかった。 ずっと一緒に居たいよう。
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2004年10月15日(金) 強引に誘って失敗も。もう少し待て。 2003年10月15日(水) やっと水曜日
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