ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
この間長野の大魔人の書架から借りてきた本は、ちょうど1年前に大魔人が読んでいた本だった。
どうしてそれが分かったのかと云うと、本に挟んであった2枚の栞。 それは、2008年2月29日付の病院の診察票と郵便の振替票だった。 振替票はどこぞの書店の名前があったので、たぶん古本でも買ったのだろう。
それを見て、なんか感傷的になってしまった。ああ、この頃はまだ生きてたんだ、って。亡くなった直後より、時々見つかるこんなことが、大魔人の死を淋しく思わせる。
そのままその二つの栞を読み終えるまで使った。この紙をラミネートして取っておこうかとも思ったんだけど、そのまま挟んで書架に戻しておくことにした。たぶん、この本は私以外に読まれることはないだろうし、私が再読することもないだろうけど。
常日頃、たけぞ氏が云う。 「キミが描いたイラストがヒットして稼げるようになったら、仕事を辞めて専業主夫になる」
専業主夫になれるのなら、人用のトイレ掃除も厭わないのだそうだ。 たぶん、彼が抱く史上最大の野望。
今年の三が日に善●寺に初詣に行き、各々500円という大金をお賽銭として上納してきた我々。 アタクシが願ったのは仕事と健康のことだったのだけど、たけぞ氏は上記のことを願ったに違いない。 そのせいか、途切れなく仕事の話が舞い込んでくる。 成立したりしなかったり、ちと話が先のことだったりはするんだけど、声が掛るだけでも良しと思えるような状況。
実際に今も友達がまわしてしてくれた仕事をしていて、それが性格にあっていて結構いい感じ。 まだ慣れてないので、殆ど一日中仕事してるのが情けないような気もするけど。
このままいけば、願い叶う?なんて、妄想が暴走しそう。
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