東行庵の軒下で

2003年11月30日(日)

別の生き方を夢見る Another Way・・

ここにいるのは、あの時彼等に出会ったから。
あのとき彼等に出会ったのは、あの場所に居たから。
あの場所に居たのは・・・

このうちひとつでも抜けていると、ここには居なかった。

過去に決められた出会いと、別れ。
過去なんて、その場しのぎの偶然の連続だと思っていた。

とんでもなかった。

久しぶりのアルフィーのコンサート。
来年デビュー30周年、本人達は50才と言う肉体的年齢になるんだけど、とんでもなく、すばらごいライブ。
すばらごい衣装!
すばらごいMC!
すばらごい桜井さんの声!
すばらごい!!卵を産む音!!!
アンコール合わせて3時間のステージ。しかも福岡は2Days。
笑いアリ、涙アリ、感動アリ。
わたくしもノリノリさんでした。



とんでもなくとんでもない悲しいニュースが、街に流れたこの日、歌で平和になるなんて、そんなことなど思っちゃいねェよ。
でもよ、肝心なのは、人間の心だろ??心が変われば時代も変わるんだろ??
「どうせ何も変わらない」変えようとした事があったわけ??

日本に生まれて戦争を経験していない。
戦場に生まれて戦争に巻きこまれている。
選ばれて生まれたわけじゃなく、コレだけは本当に偶然、その場所に生れ落ちたというだけの違いなんだ。
別の生き方を夢見るのは、多分・・・・・


過去が現在につながっているんだ。未来を考えたら、戦いが何を残すのか想像できないかなぁ??





少なくとも、アルフィーのライブに行った私の心は、ちょっと変わったよ。
これから手がける戦闘服、悩んでたのよね~。でもね、なんか自信が出てきた。「容姿端麗ストラップ」を見てたら・・・
いいじゃない、この地球上から、ひとつ、悩みが解消されたんだから。





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「地獄紀行」の戦闘服。ワタシが手がけたものには、見えないところに「please stop the war」と、刺繍してあります。
客席からはもちろん見えないけど、文字を感じることが出来たらと・・・
小さな反戦運動のつもりでした。

(J参謀&SUMI閣下、探しても無理ですよ!!)



2003年11月29日(土) ロックスターの悲劇って

日常から引き離してくれる、君のアノ人


退屈で 繰り返しで

そのくせ 少しの変化でさえ

ウザい事 多いママゴト

さぁ、もっと顔を上げて 君だけの場所を探そう

僕は こんなに傷だらけだけど

抱きしめる手は まだくっついてるよ



ソンなこと歌ってる、アノ人が


退屈で繰り返しで、妻の小言に耳をふさいで
子供の泣き声に せかされながら
日常と必死で戦って このうたを届けてくれてたとしても、




君の目には 裏切りとしか映らないの??






2003年11月03日(月) 文化の日

指で口を左右にひっぱって「文化の日」って言ってん!とか言いよったやろ。
あ~もう、文化にふれてるから、今日はもうイイよね。
しまった!文化じゃなくて文明やった。

まぁ、いいか・・・


そうそう。地獄紀行は解散いたしました。
なんかね、泣いてたけどね。
その時に、ちかっぱい泣いたけ、すっきりしとるよ。

泣くべき時には 遠慮せんで泣いたほうが良かくさね~



2003年11月01日(土) 逆転

暗闇の底にいるのは ワタシのはず


なのに 

足元を見ると

あなたがいるのです



もっと もっと と
アナタの手が 足を手を髪を




日が射さない この場所で

はっきりとわかる 悲しそうなあなたの顔

この心臓に氷の針を刺す


このまま ずっと 暗闇でもかまわない 

そう思わせてしまう








でも ワタシがアナタの胸に

顔をうずめているとき

アナタの顔は・・・・


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