いつの間にか月末。
いつもそんな気がする月末。

時間はいつもいつの間にか過ぎているもの。
先日テレビで「タイムリーク」できる少女の映画
『時を越える少女』だったっけか？がやっていた。

学校に通っていたときは、
早く自立したいと思っていた。
早く一人立ちしたいと思っていた。
社会人として、一人の人間として。

卒業して、就職して、まだまだ半人前で
なかなかよし！なんて思えないけど、
「お姉さんなった姿をみて嬉しく思います」
とプリセプターだった先輩に言われて
くすぐったい気分。

お気に入りだったワンピを着たけど、
どうも似合わなくて、上にあわせたカーデがおかしい？
いやいや、前もコレを着てたぞ？
流行はずれ？
いやいや、それ以前に自分が似合わなくなっている？
なんだかそんな気がしてきた。
気がつかないうちに少しずつ大人になってきて、
幼い格好が似合わなくなってきた？

老けた、とは言わないで＞＜

変な気分。
先輩がやめて一ヶ月。
長期休暇とってて、そのうち帰ってくる気がするくらい。
大好きな外行きワンピがなんだかしっくりこなくて、
だんだん部屋着になっていくのも変な感じ。

なんとなく切ない、そんな今年の７月末。
夏真っ盛り。
外の暑さに負けるな〜

相変わらず職場の問題児は問題児で問題視されている。
困ったことに、トップや臨床心理士なども巻き込んで
みんなで頭を悩ませている。

キツイ意見も出るが、基本的に、どうしたら彼女にとってよりいいか。
彼女のためには、何ができるか、
何をしたらいいか、どう関わればいいか。
みんな一生懸命悩んでいる。

放任してみたり、
徹底的に関わってみたり、
その都度話したり、
後でまとめて言ったり。

いろんな方法を試せども、なかなか解決の糸口がみつからず。

困った。。。

今日もみんなで頭をつき合わせて、悩んでいる。

仕事柄、いろんな人間関係や複雑な状況などは
少ないながらも目にしてきた。

人間関係の希薄化が進んでいるのを見る機会もあったし、
逆に、友人や近隣の人の温かさを感じる機会もあった。

入退院を繰り返し、
「あ〜、また○○さんがやってきたんだ〜元気？」
と、入院してきたのに、元気か、を問うとは
なんたることか、とも思わなくはないが、
ちょっとした顔見知りになっている人もいる。

そんな彼女が、先日なくなった。
若くして、彼女の母より早く。
母は最後の瞬間にギリギリ間に合った形で、
見送られた。

毎回大騒ぎをする彼女は
職場のみんなに愛されて、
もともとの障害などで、長生きはできない、と
先生からも言われてはいたみたいだけれど、
彼女のお母さんが
「長いこと頑張ったね、これで楽になるかな？」
「長生きしたほうですかね」
と話していたのが印象的。
思わずぐっと涙腺が緩みました。

自分の娘を看取る母親の気持ちってどうなんだろう？
生まれてすぐから覚悟はさせられていただろうけれど、
とてもせつなくて、小さな後姿が切なくて。

旅立ちは誰もが通過する点だと思う。
どうか、その旅立ちがその人自身も、その人の周りの人にも
穏やかで安らかなものでありますように。