噛む茶・研究記録
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| 2003年06月29日(日) |
ニイニイゼミが鳴いた。 |
もうすぐ・・7月。
そんな時期になったんだ・・・。
天気予報ばかり気にしてたら・・・そんな季節。
胃潰瘍、SARS、噛む茶・・・。
今年こそは・・強力な味方がほしい。 味方というより・・協力者。
県労働部長から、研究者を紹介してもらった。 どんな結果になるか・・・。
一つずつ積み上げていく。
季節になればセミも鳴き出す。
七月は・・ボクの季節。
カビの発生。 虫の発生。 落ち葉やゴミが腐敗する。
雨。 むしむしする気温。
虫やカビで・・全てが、分解していく。 丁度・・胃腸の消化にあたる。
この分解された栄養分が植物を育てる。 その恩恵で虫達もカビ達も細菌も繁殖する。
栄養分を受けた植物は夏の日差しに、光合成を最大に活用する。
花をつけた物は、実を実らせるために、植物とバクテリアと虫と雨と気温。
全てがバランスの取れた気候・・・梅雨。
この時期にクーラーなんかあたってる人間は、自然のバランス感覚を失う。
節理・・・そう考えたら夏が楽しく感じた。 汗を掻く、新陳代謝の向上。
太陽がまぶしい。 感謝しなくては。
| 2003年06月24日(火) |
子供が21歳になった。 |
ケーキを買ってきた。
ロウソクはない・・と言うより忘れた。
別に歌を歌うわけでもない。
ケーキを切って・・食べた。
早いものだと・・・つくづく思った。
この頃には、今の奥さんと付き合っていた。 健全な付き合いだったかは・・・忘れた。
今のところ彼氏は・・・いないようだ。 安心だ。
良い彼氏でも見つかれば良い。 まだ早いか?
自分が51になったなんて・・・とても思えない。
時間が過ぎていくのに・・実感がない。 しゃれではないが・・・・。
人生の何かを伝えることが出来ただろうか? 何か?
自分でもよく分からないのに・・偉そうな事は言えない。
人にはやさしく。 人のためになれ。 自分を可愛がり人を大切にすること。
人のために? 何の為に?
過ぎていく時間の中で・・自分で決めなさい。
自分は良い父親だったのか? 今だ・・・・わからず!!! だぶん、このまま行くでしょう。
地面に落ちた、落ち葉が雨で濡れる。
濡れた落ち葉に、ナメクジや虫が群がる。
重なり合った落ち葉には、カビが生える。
湿気と虫が落ち葉の腐敗を早める。
刈りとって堆積した草が、べチャットなっている。
剪定した枝から、新芽が顔を出す。
タップリの水分。
腐って分解した落ち葉。
梅雨。 この時期は、夏の暑さに耐えていく木々の成長のとき。
人間にはうっとうしい梅雨にも、こんなドラマがある。
この星にいきるもののサイクル。
まさに自然の芸術。
| 2003年06月12日(木) |
二番茶が・・始まる。 |
二番茶。 一番茶を刈り取った後に出てくる、新芽。
二番目の新芽である。
一番目を新茶・・一番茶。
二番目を・・ニ番茶。
当然・・三番茶もある。
一番茶は、10月に最後の刈りこみ(茶の木の形を整えること)をしてから 春、新芽の時期を待つ。
約半年休眠した後に、春の陽気に誘われて新芽を噴出す。 十分休んできたから・・・だから一番茶は、美味しい。
新茶(一番茶)を刈り取った後、50日位立つと、二番目の芽が刈り取れる位に 伸びてくる。
それを刈り取ったのが・・ニ番茶。
陽気が暖かくなるから、二番目の芽は、成長が早い。 だから、50日位で次が刈り取れる。
植え込みの木と同じです。
刈り取りまでの期間が短い事と、陽気が暑い事で、渋味が強い。 呑み味も・・・薄い。
3番茶になると、陽気は30度を越えて、暑いし人間も疲れるが茶ノ木も疲れる。 だから・・味は二番茶より落ちる。
じゃあ・・・なぜそんなに取るのか? お金になるから。
そのほとんどは、今ではジュースの原料になる。 つまり、単価が安いのだ。
家では,三番茶は・・もう、ほとんど仕入れはしない。 だって・・私の味覚に合わないから。
二番茶も陽気が涼しい時は、一番茶の香りがする。 味は・・・薄いが。
三番茶は、乾いた味がする。 暑い陽気だから。 それに、茶の木も生き物。
そんなに新芽を刈り取ったら、痩せてしまう。 いくら肥料をやっても、疲れる。
人間と同じだ。
梅雨が明けて天気になったら・・仕入れに行ってみよう。 今年の二番茶は・・どんな出来だろう?
| 2003年06月03日(火) |
東名取りつけ道路の・・センターライン。 |
カメが・・・ペッシャンコ・・・(-_-)
引かれたばかりだ。
あの硬い甲羅も意味がない。
顔もシッポも足も手も・・・ペッシャンコ・・・!!
こんなにも交通量が多いところで・・よくここまで来たね。
あと・・半分。
このつぶれ方から・・大型ダンプだね。
道路の向こうに、何か良い事があったのかな・・?
明日になれば、そのペシャンコがさらにペシャンコになって・・。 3日もすれば・・跡形もなくなる。
のんびりとした自然と感心のない、あわただしい現実にカメは、そこを歩いて渡った。
雨で川の水が綺麗だ。 きっとカメも、気分がよかったのだ。
即死。
それが唯一の救いか。 哀れなのは・・はたしてどちらか。
| 2003年06月02日(月) |
かわいそうな事を・・してしまった。 |
サンショウの木に、キイアゲハの幼虫が一匹いた。 お茶中観察していた。
緑色の綺麗な幼虫だ。 体を触ると頭から、オレンジ色のニューウッと・・臭い匂いの触角を出す。 ミカンが高値だった子供の頃、捕まえて農協に持っていくと一匹5円で買ってくれた。
サンショウの葉を食べて、ズイブン体が大きくなった。 この頃、姿が見えない。
木の枝を、葉をよく観察するのだが・・見つからない。
今日は晴れて気分がいい。 山茶花の木が生い茂ってきたので剪定をした。
山茶花の木の横に・・サンショウの木が植わっている。 山茶花の木をザクザクと切っていった。
サンショウの枝に少し掛かってしまった。 少しくらいは良いだろう。
気にもせず、剪定をしていった。 ・・・・・・・・・・・ポタン??? なにか緑色の物体が落ちた。
三角の形をしていた。 液体が出ている。
う・・・・・・・・ん??
余り気にもならなかった。
剪定が終わって、枝の片づけをした。 サンショウの枝も少し入っている。
うん????? 何とサンショウの枝に、半分切れてしまったサナギがいた。
あの時落ちてきたのは、サナギの下半身か?
結構気を使ったつもりだったが・・・すまん。
羽化を見たかったのに・・私のうっかりが。 シャレを言ってる場合ではない。
これからの季節。 まだまだたくさん、産卵に来るでしょう。
やってしまった物は・・しょうがない。 枝を片付けて・・・今日はこれでおしまい。
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