宝塚雪組公演「ロマンス・ド・パリ」「レ・コラージュ」を観てきました。
雪組には、特に「この人!」という女優さんはいなくって、しかも、チケットも易々と手に入ってしまったようで、なんちゅうかあんまり期待はしてなかった。 演目も、特に衣装が豪華だーとか、こんなところが見物!ということは聞いていなかった。 とりあえず、月組、花組、星組と観てきて、「ほな、雪組も押さえとこうかなぁ」くらいの感じ。
ついでにいうと、娘役トップの舞風りらは、写真で見る限り、「痩せ過ぎてて気持ち悪ーい」と思ってた。
だがしかし、だがしかし。
実際に観てみた感想をひとことで述べると・・・
「むっさよかった〜〜」
です。 朝海ひかるは、スマートでカッコいいし、舞風りらも舞台に立つと、とても可憐で素敵やったし。 ほかの女優さん達も美人さんが多いし。
演目は、と言うと、 「ロマンス・・」は、ストーリーの進め方が面白いし、登場人物もそれぞれ魅力的で、全然中だるみせず観ることが出来た。
レビューの「レ・コラージュ」は、今まで観たヅカレビューの中で一番よかった! ダンスや音楽、構成どれをとってもすばらしくて、これまた全然中だるみすることなく、時間があっという間に過ぎていった。
料理にたとえるなら、今まで観た舞台は、松阪牛だの、フォアグラだの、キャビアだの、誰もが名前を聞いただけで「おぉ〜」と思う素材が盛りだくさんで、それをコテコテで派手なフレンチにしてみましたっていう感じやけど、この雪組の舞台は、一見地味で普通の和食で、食べてみるととても上質で美味しかった!という感じ。べたつきもなく、さらさらと流れていく感じ。
「いや〜、よかったよかった」 「いや〜、すばらしいすばらしい」 「朝海ひかる、かっこいい〜」 「やんや、やんや」
などなど、夫と二人言い合いつつ、帰宅。 家に帰って、夕ご飯はお鍋。おだしはこあらの実家のレシピで。 お野菜もたっぷり食べられるし、なんせ、あたたかくて幸せな気持ちになりますな、お鍋ってやつは。
締めの雑炊もいただいて、お風呂にのんびり入って就寝。
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