:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
宵闇 真新しい皮はまだ身体に馴染みきっては居なくて 少しだけぎこちない動作を繰り返して居るのだ タータンチェックのマフラーはこの冬を笑う わたしには予測できない温度 つまらない言い訳はもう終えて 孤独を固定する 病床のわたしにはひとかけらの希望さえ持つことは許されもしない 生き延びて居るのだ 下品な態度で君を招いて嘲笑う 明日の予測はまるで吸い込まれるようになくなり わたしはまた後悔して居る自分を嘲笑うのだ 牽き吊った笑顔で滲んだ狂気は 鋏で切り落とした昔に良く似た面影を残した
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