鼻くそ駄文日記
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今日、福岡ドームでダイエーー近鉄戦を見てきました。 ホーム最終戦ということで、消化試合とはいえ、球場は異様な熱気に包まれてました。 試合終了後のセレモニーもコンサートみたいですごかったです。 ところで、今日、スタジアムへ足を運んだホークスファンでも期待していたのが、近鉄のローズ選手の56号ホームラン。 ぼくも当然、期待していました。 ぼくが見た今日のローズ選手。 第一打席。 見事に遅刻して見ていません。 第二打席。 食事と喫煙のため、ロビーをうろうろしていたので見ていません。 第三打席。 初球ストライク、内野ゴロでした。 ローズはプレッシャーに弱いのかなあ、55号もなかなか打てなかったし、日本シリーズ大丈夫かなあなんて同行した人と話していました。 第四打席。 ローズがかなり打ち気になっているのを見ました。 それでもストライクが入らなかったのは、田之上が調子が悪いからだと思いました。 そして、家に帰り、ニュースを見てびっくり。 どう見ても、実質上の敬遠をやっているではないですか! 哀しかったです。 今日、野球を観戦してとても楽しかったのに、その気持ちに思いっきり泥だんごをぶつけられた気分になりました。 たしかに、先日西武の西口が負けたことで田之上の最多勝率がかかっていたことはわかります。田之上がローズに弱いことも知っています。ホーム最終戦で負けられなかったかもしれません。 だけど、消化試合である以上、勝負以外の面でファンを楽しませる配慮が欲しかった。 野球を見てるだけで幸せになれる人が5万人近くも集まっていたのだから。
| 2001年09月29日(土) |
期待はずれな試合、totoも外れ |
Jリーグが好きです。 というわけで、博多の森にアビスパ福岡ーサンフレッチェ広島戦を見に行きました。 ふぁー。 アビスパ、内藤が出ないだけで、あんなにチームが変わってしまうんかい! 呂比須はすぐに変わるし、ノ・ジュンユンは調子悪。バデアも最初だけだったなあ。 ただ、アビスパの山下がそこそこ復調しているのを見られたのがよかったです。 あとは……。 結果は0−4の惨敗でした。 サンフレッチェの森崎ふたりはすごかった。 藤本主税もまたうまくなってた。 あーあ。
| 2001年09月28日(金) |
リポビタンD(自作詩) |
リポビタンDの甘さが 口に残る こんなもので 元気が出てしまう 単純な自分が好きだ
遠くの国で 死者の呻きが聞こえる 正義と自由のために 更に死者は増えるだろう これからの死者と これまでの死者 ふたつとも同じ人間だ 宗教が違っていても
おれの信念が 揺らいでいる おれは右翼だった 日本が軍隊を持つのも 海外で戦うのも あたりまえだと信じていた 憲法九条は 日本人の武装蜂起に怯えた アメリカ人の作った 幻想だと決めつけていた
だが 目の前に戦争が 人殺しが 死が やってくると ひるんでしまう 戦争に行かずに済む 自分の立場を しあわせに思う
どんなに理屈を並べても 暴力的な現実の前では まったくの無力だ 殺人事件だって 死なないと 犯人を追及できない
近いうち 戦争は起こるのだろうか 自衛隊は 日本代表として 海外に出向くのか どちらにしても おれは平和な日本で 自分のことに悩みながら のほほんとそれを見るだろう
リポビタンDはおれを 元気にする 世界は緊張 地獄の戦いに 関係ない自分が好きだ
不条理なんでしょう ものごとなんて 信用しちゃいけないんでしょう 大人なんて
寄らば大樹の影 大きくなりたい 子供の頃 無邪気にぼくは 思いました
町の中心にある なんじゃもんじゃの木は 大きくそびえ立っています だけど 高く高く上りつめると そのぶん 根っこは 暗く深い 土の中に 沈んでしまうんです 大きくなればなるほど 底の暗いところも 知ってしまうんです
だから 人の上に立つ人は 平気で 悪いことをするんです
だから 立派な人は 信用してはいけないんです かといって 立派じゃない人は 信用できません 誰も信用しないで 不条理にも慣れて 生きていく以外 方法はないんです
| 2001年09月26日(水) |
煮え切らない(自作詩) |
秋だから 煮え切らないんです なにひとつ 夢中になれない いかしたことを はじめようとしても すぐに眠くなる そんなぼくなんです
ほら 気がつくと 日記の更新 さぼってました
| 2001年09月25日(火) |
連休明けの気だるさが |
ども、iwaです。普通の日記です。 いつもわけのわからん詩だの読書感想文などを読まれている方、どうもありがとうございます。 あのねえ、連休明けはきついでございますね。 連休前のわくわくがあったから、この連休明けの気だるさは差し引きゼロなんだといっちまえばそれまでなんでしょうが、なにかだまされた気がするのはわたしだけでしょうか? 甘い餌を与えられて尻尾振ってたら、あとからどかんとしんどさが与えられるというのは、資本主義のアメとムチの構造の匂いがするような、しないような。
さて、このShaggy Dog、なぜか普段は一日多くても8hit程度なのに、連休中は、一日14hit記録してしまいました。アメリカのテロが関係しているのかしら。それとも彼岸花がアクセスを増やしてくれたのかも。 まあ、とりあえず、お越し下さった方、ありがとうございます。 まだまだ、ご期待に添えるほどの内容を揃えておりませんので、心苦しいですが。 それでは。 けだるい一週間をだらだらと過ごしましょう!
強いね。 それにしても驚くのは、大阪ドームのお客さん。 どこからわいてきたんでしょう? ダイエーファンだったので大阪ドームによくダイエーを見に行きました。 その頃は、ダイエーがもともと大阪がフランチャイズだったこともあって、三塁側(ダイエー側)のほうがお客さんが多くて、気の毒に思ったものです。 それが、いまや、すごいね。 ローズの55号ホームラン、すごかったなあ。 打つ野球は楽しい。 ダイエーの優勝も消えたし、近鉄の優勝が楽しみです。
バナナの皮から 繊維をむしり取ったよ 三日間干してさ 破ったノートに巻いた 煙を吸ったら Lucy in the Sky with Diamond トリップできずに 便所で吐いた秋の祭日
双眼鏡で覗くよ 女の子の秘密知りたい ブラジャーの白さが 新鮮すぎてこまった ギター抱えて Lucy in the Sky with Diamond 君は冷たく あたしこの曲知らない
いくら秋が来ても あんなに無邪気だった ぼくには もう会えない 不良でいられた楽園に ぼくは もういない
夜の公園 君を抱いたね なぜか家でやるより 自由な気がして 冷えた風で鼻水垂らした 遠い秋の日 Lucy in the Sky with Diamond 大人は信じない 好きな女がいればよかった
信じられたのは 出会うまでのこと 世の中を変えてやるんだと 精一杯に気取ってた 臆病で優しい少年 ジョンの唄った Lucy in the Sky with Diamond 飛べない鳥に なりたくなかった
嵐に吹かれて あんなに無邪気だった ぼくは 変わってしまった 不良でいられた楽園に ぼくは もういない
ここのところ、無駄に眠い。ぐっすり眠ったはずなのに、眠いです。 だから、いろんなことほったらかして寝ています。 そいで、他の人の話し聞いていたら、みんなそうみたい。 季節の変わり目、眠いようですね。 ふあー。
| 2001年09月21日(金) |
おまえだらけ(自作詩) |
おれの前に おまえが現れるから ついつい期待しちまう わかっているつもりさ おれたちは終わったんだ
最高の女 一年二か月の 甘美な思い出作り おまえと比較できる女はいない おれの話を聞いてくれよ
ムラムラくるぜ おれの心を奪い 捨てた女 本気じゃなくてもいい 嘘でもかまいはしないぜ いますぐに言ってくれ おれを好きだと
おまえがうざい 頭の中はおまえだらけ 駅でタバコをくわえても 好きなCD聴いていても 感情はたかまるばかり
すべてを教えた おれはおまえの最初の男 おまえの最後の男にも なりたかったのさ 贅沢だろ、悪かったな
ムラムラくるぜ 愛してほしい こんなおれを ほおっておけないんだ どうしようもないんだ おれのこの気持ちを砕くのは やめてくれよ
つぎの恋を見つけても おまえに彼氏が出来れば 間違いなく妬むだろう
ムラムラくるぜ おまえにぶん殴られても いま以上の ひどい気持ちにはならないぜ 間違いを正そうじゃないか 一週間前から考えているのは おまえのことだけさ
水曜日に野球を見に行きました。 パリーグも大詰め。果たしてダイエーは優勝できるのか? まあ、近鉄が優勝しても、それはそれで楽しいかも。どちらにしても、パリーグは、在京自社マスコミ球団のいるセリーグよりもずっとおもしろいなあなんてことを考えながら。 んで、試合はダイエーが勝ったし、よかったよかったと思いながら家に帰り、自分のサイトの更新もほったらかして、ダイエーホークス系のホームページを見まくっていました。すると、なんとあるファンサイト(http://www.geocities.co.jp/Outdoors/9027/)の掲示板で、ぼくが作っているGO AHEAD!!(http://page.freett.com/goahead/)というサイトが密かに話題になってたあ! 感動です。まじでうれしかった。特に見返りも何もないところで話題になったのがうれしかったです。 ホームページを作ることなんてどうせ、暗闇に石を投げること、といつもはニヒルに思っていますが、反響があるのはやっぱりうれしいですね。
| 2001年09月19日(水) |
はじめてのグローブ(自作詩) |
デパートのスポーツショップで 野球グローブを選ぶ男の子を見かけました グロープを手に付ける男の子 母親はわからないようすで 困ったように 立ちつくしています
ぼくにもそんなときが ありました 野球をしてるだけで すごくしあわせで 自分のグローブを磨くだけで しあわせだったときが ありました
ゴムに空気を入れた軟式ボール 金属バットで打っても ぼこっ と鈍い音がします それでも放物線を描くボールを追うだけで ぼくらは本当にしあわせでした
野球をしていると 悩みなんか忘れちゃうんです カーブを投げられただけで 自慢したくてしようがなくなりました 何もかもがすごく単純で わかりやすかったです 嘘も憎しみも偽善もごまかしも差別も 野球をしていたら 忘れていました 楽しいことが そのまま楽しかったんです
男の子はグローブを手にすると その楽しみに浸るでしょう 野球ができる平和な国で生まれた ぼくらは かなりのしあわせものでした
テロ事件の続報で、アメリカが報復をほのめかしている。 なんだか日本も自衛隊の派遣を含めて協力するらしい。 しかし、道徳的に考えて、殺されたから殺すというのは許されるのだろうか? 先週起こった合同テロ事件では6000人以上の方が亡くなっている模様だ。 だけど、たとえ、6000人が殺されたからと言って、6000人は殺してもいいと思うのは、やくざと同じレベルではないだろうか? そんなものが許されていいはずはない。 こういうときこそ、正義の国連が活動すべきだ。 もし、アメリカがアフガニスタンに空爆したら、国連でアメリカに貧しい人や罪のない子供を殺していいのかの採決を取り、必要とあれば国連軍がアメリカに制裁を加えるべきである。 なのに、そのような議論はまったくされず、アメリカの空爆をまるで正義の実行のようにマスコミは伝えている。 子供たちを爆弾の雨に晒さないために。 また、悲劇を起こさないために。 働け、国連!
| 2001年09月17日(月) |
嘘ばっかり(自作詩) |
あの日君は あいつと消えた 午後十一時の博多駅 ぼくはたまたま それを見たんだ そんな予感がしてたから さほど驚きもしなかった
だけど 君もあいつも 嘘ばっかり 嘘ばっかり ぼくは 嘘を信じたふり
ぼくを傷つけないための 嘘なの それとも 自分を守るための嘘なの
君を好きになるのは もうやめにしたいよ 君だって ぼくに好かれていいことなんて 何もないもんね だけどだけど 君を見てしまうと 心が揺れちまう 手に負えないよ
早く 早く早く 消えてくれ ぼくの前から 消えてくれ 取り返しがつかなくなる前に 胸の炎を消すために
今朝も君とあいつは 寝ぼけ顔 二人揃って寝ぼけてら ぼくは君らの嘘に だまされる
夜がこんなに短いなんて 君に会うまで 知らなかった いらいらしていた いつもの長い夜 気持ちばかりが焦りすぎてたね 白む空 目を細め ぼくは少年になる 何もかも忘れて ただ君を 愛してみたい
ぼくはタバコに火を点け 眠ってる町の 空気吸い込む 街灯が消えた 新しい朝だよ いつまでたってもだらだらだろうね 白む朝 目を細め ぼくは少年になる いまいるそのままの ただぼくを 愛してほしい
季節はずれの 夕立が 激しく街を濡らした今日 君の目線は ぼくを飛び越えて あいつを見てた
わかってる わかってるよ ははは
君が好きなのは ぼくじゃない 明日は祭日 全国的に休日 そんなとき 君と遊ぶのもぼくじゃない
何も望んじゃいないよ 君とつきあいたいとか 君とやりたいとか 思っちゃいない ただ 君の近くにいたいだけ 君に嫌われたくないだけ
ふふ 嘘だよね 本当は君を犯したい 君にぼくの気持ちを ぶつけたい
あいつの家に行こう あいつの家に行こう 玄関先で別れを切りだし そのまま帰ろう
おれはあいつが好きなのに あいつはおれを好きじゃない 落ち込んだよ 他の男のメールを保存してやがった
あいつはおれを好きなように 使いやがった 飯をおごらせ 車を出させ 暇つぶしの相手をさせた
あいつの家に行こう あいつの家に行こう 玄関先で別れを切りだし そのまま帰ろう
と思ったけど 上がり込んでしまった こりゃ別れられそうにないな
| 2001年09月12日(水) |
合衆国よ、永遠なれ(自作詩) |
大統領は言う 合衆国を守るためなら なんでもする アメリカは正義だ
だれが そんなことを言う権利を 与えたというのだ!
合衆国の敵は 世界の敵 アメリカが人を殺しても 正義になる
敵を見つければ かつてない 報復がはじまるだろう 子供じみた仕返し 世界の苦しみが 呻きが また 地球上に生まれる
佐世保から 米軍空母が 母国に帰っていった
| 2001年09月11日(火) |
アメリカ炎上(自作詩) |
衛星放送で アナハイム・エンジェルスと シアトル・マリナーズの 野球の試合を見ていたら 突然の臨時ニュース マンハッタンの摩天楼 世界貿易センタービルに 飛行機が突っ込んだんだって
アニメのように ビル炎上 ぼくは蒸し暑さにいらいらしながら 氷の溶けたアイスコーヒーを飲む ぼくには関係ないこと ぼくには関係ないこと
あ、二機目が突っ込んだよ アメリカABCのスクープだ
ブッシュ大統領は テロ行為と断定したね テロ組織は犯行声明 なんだかわくわくする ぼくには関係ないから ぼくには関係ないから
ワシントンの ペンタゴンも燃えてると言ってるよ アメリカが炎上している 航空機の体当たりで 炎上している 神風特攻隊も あんな感じだったのかな わくわくするよ ぼくには関係ないから
蒸し暑い毎日 いつも眠気が襲っている 疲れたね 疲れたよ
男と男が抱き合えば とても哀しい出来事だね まして 男と女が抱き合うなんて
季節が少しずつ変わってる ぼくの気持ちは変わらない なんだかちょっと アナーキーかも
君の迷惑そうな顔を ぼくはもう二度と 拝みたくはない だけど まだもう少しだけ 君を好きでいたいんだ 君は 疲れたね ぼくも 疲れたよ
ちっとも うまくいかねえ ほんの一週間前にできたことが 今日はなにひとつできないよ スランプだ 闘いがスタートした
よくあることさ さぼった自分が 悪いんだ いい感じで運んでいたのに うぬぼれたとたん 奈落の底 どん欲さが 足りないね
頭の中が 混乱している 時間をかけても なにもできない ピンチだ この闘い 勝てるのだろうか
| 2001年09月08日(土) |
他人の好み(自作詩) |
おまえは あまりにも 自分が好きなものに 固執している
他人が好きなものを 容易に認めない おまえの世界は おまえのものだけ 他人が入りこむスキはない そんなに狭い世界で いったい なにをやろうとしているんだ
複製芸術が 大量に溢れている おまえだけの 聖なる一回性など ありはしない アンテナを伸ばせ 謙虚に 他人の好みを受け入れろ
おまえが 素晴らしいと思うもの それが 他人にも素晴らしいことは あり得るだろう そしてそれは 他人にとって素晴らしいものが おまえにも 有益な証拠だ それを認めろ
道幅を広く持て 一度狭くなった道は 二度と広くならないのだから
自分の知っている世界だけに 閉じこもるな 変わり身を早くしろ 頑固になるな 他人の好みを受け入れろ
好きなものは なにもないです きらいなものは たくさんあるかも 好きで いきてるわけじゃないです 気がつけば この世界に 産み落とされてました だから きらいなものはたくさん 好きなものはないです
女の子 好きですよ だけど 女の子は ぼくが嫌いみたい
友達 少ないかも 欲しいです でもみんな ぼくが嫌いみたい
好きなものを 好きと言えません きっと 他人の目が こわいんです そして 自分が何を好きなのか 忘れてしまいました
好きなものは なにもないです 嫌いなものは たくさんあるかも 人生なんて そんなものでしょう
ぼくと同世代の方ならご存じだと思うが、十年ぐらい前、バンドブームという一大ブームメントの中で生まれたBAKUというバンドがあった。 十代のかわいさを全面に出しているアイドル性の高いバンドで、女の子からきゃーきゃー言われていた。 もちろん、そういうバンドは男は嫌いだ。音楽は耳で感じるものなのに、好きな音楽を顔で選ぶ女の子のセンスも嫌いだった。男の子たちはBAKUにきゃーきゃー言っている女の子を軽蔑し、好きになった女の子が「あたし、音楽はBAKUが好きだな」などと言おうものなら、「くそ、あんなもののどこがいいんだ」と、音楽は耳で感じるものなのにひがみ根性でBAKUを嫌っていた。もちろん、ぼくはそういう男の子だった。 んで、いまになってもBAKUには斜に構えているぼくなんだけど、改めてこのバンドのことを考えてみると、ひとつだけこういうところはよかったなあと思うところがある。 それはギタリスト・車谷浩司の人気だ。 当時というか、現在もちょっとも変わっていないのだが、ロックグループはヴォーカリストが中心で、普通、主にひとりのシンガーだけが愛される。 サザンオールスターズでは桑田佳祐、RCサクセションでは忌野清志郎、ARBでは石橋凌、頭脳警察ではPANTAと、ヴォーカリストが他のメンバーよりも圧倒的に愛されてきた。 これは当時、バンドをやってた少年(ぼくのことだけど)からすると許せないことだった。 建前的には、バンドというのは音楽をやるものであって、歌だけを唄うものではない。歌謡曲ならばひとりの歌手がスポットライトを浴びて唄っていればいいだろうが、ロックバンドは音を出すメンバーひとりひとりの微妙な呼吸、まとまりがあってはじめて曲を完成できるのだ、と思っていた。 本音としては、元手のかからない(楽器は何万円の大金をはたいて買うもの)ヴォーカルが注目を浴びるなんてやってられねえよ、と思っていた。 また、当時の海外のハードロックシーンでは、ヴァンヘイレンはギタリストのエドワード・ヴァン・ヘイレンががヴォーカルのサミー・ヘイガーよりも愛され、エクストリームでもヌーノ・ベッテンコートがヴォーカリストよりも愛されていた。日本でもっとも人気のあったハードロックバンド、MR.BIGなどは、ベーシストのビリー・シーンとギタリストのポール・ギルバードの凄腕プレイヤーのバンドであったし、スティーブ・ヴァイやイングヴェイ・マルムスティーンといったソロギタリストもいた。そのような影響もあったと思う。 しかし、日本では聖飢魔�兇料畸討�ギタリスト・ルーク篁がソロアルバムでは自分がヴォーカルを取ったり、パーカションの第一人者斉藤ノブさえも自分のバンドノブケインではヴォーカルをしていたように、まだまだ聴く側の耳が楽器まで追いついていなかった。バンドブームと言われながらも、ユニコーンでは奥田民生がほとんどの曲を書きファンに愛され、ブームではMIYAが愛されていたのが現状だったのである。 だが、BAKUは違った。 BAKUには谷口宗一というファンに愛されたヴォーカリストもいたけど、それ以上にギタリストの車谷浩司が愛されたのである。 もちろん、アイドル的なバンドだからあくまでルックスで愛されていただけで、多くの車谷のファンの女の子たちは、CDを聴いているときは谷口宗一の声に耳を貸し、車谷がライトハンドをしても気づかなかったかも知れない。 だけど、ギタリストがヴォーカリストをしのぐ人気があったバンドが、バンドブームの時代にあったという事実は価値のあることである。たとえそれが、アイドルチックなバンドだとしても。 だって、結局バンドブームなんて、リモートの池田貴族や筋肉少女隊の大槻ケンヂみたいなのがでかいツラしていたように、バンドの音なんて誰も聴いてはいなかったからだ。
午後8時頃、だらりと横になった。 そのまま寝てしまい、気がつけばこんな時間。 ひえー!
王様ゲームをはじめてやったのは、中学生のときだった。 と書くと、このiwaという奴は、なんてませたクソガキなんだ、とお怒りになる人もいるかもしれない。中学生から王様ゲームをやってるから、iwaはろくな大人になっていないんだ、と妙に納得する人もいるだろう。 先に言っておく。誤解です。なぜなら、男三人でやったからだ。 夏休み中の夜だった。 やっといろんなところに眉毛程度の毛が生えだしたぼくらは、MくんとHくんと徹夜をしようと決めた。 午後十時には真っ暗になる田舎町で育ったぼくらにとって、一晩、みんなが眠っている時間に寝ないで起きておくことは、ものすごくロマンティックなことだった。そして、どこかわくわくする冒険心をかきたてられることでもあった。 夏休みを利用して徹夜をしよう。そう決めたぼくらは、蒸し暑い夏のある日にぼくの家に集まった。 徹夜をすると決めたものの、ぼくらは正しい徹夜の仕方を知らなかった。 もちろん、正しい徹夜の仕方などというマニュアルはこの世には存在しないのだが、ぼくらは勝手に、ファミコンなんかをしながら夜を明かすのは徹夜的ではないなあと思っていた。 そこで、まあ、タバコを吸ってごほごほ言ったり、酒を飲んで顔を真っ赤にしたり、ビニール袋にプラモデル用のセメダインを入れて吸ったりしていたのだが、どうも徹夜という雰囲気が出ない。純朴な田舎の少年たちは、悪いことをしているという先入観があるだけで、タバコにも酒にもセメダインにも及び腰でいまひとつのれず、どうがんばっても小学校のキャンプみたいな雰囲気になってしまうのだ。 ぼくらは勝手に徹夜とはそんなほのぼのとしたものじゃなくて、もっと大人っぽくてロマンティックな冒険なのだと思っていたから、ほのぼのとした雰囲気を楽しめず煮え切らない気持ちでいた。 そんなときに、中学生ながら『ホットドックプレス』を読んでいた、ぼくらの仲間にしてはませているHくんが、 「そういえば、自宅で酒を飲むときには、大人たちは王様ゲームというものをやるらしい」 と言った。 ぼくとMくんは、 「なんじゃ、その絵本の題名みたいなゲームは」 とHくんに訊く。Hくんは、 「おれもやったことはないけど、簡単なルールだから。割り箸を使うんだけど、割り箸はある?」 と言い、ぼくは割り箸を用意した。 ぼくはわくわくしていた。中学生の頃のぼくは、自分がこれまでの人生で知らなかったことをいまからやる、という状態を非常に好んだ。おそらく、Mくんも期待に胸を膨らませていただろう。 Hくんは割り箸をぷちんと二つに割り、「王」「1」「2」と書いた。このゲームのやりかたを憶えなければとぼくとMくんは真剣にHくんの作業を見つめていた。 だがHくんは、 「これで準備ができた。はじめようか」 と言う。 ここにきてぼくははじめて、不安になった。あまりにも準備が簡単すぎる。割り箸をぷちんと割って、割り箸に「王」という文字と数字を記入しただけである。 拍子抜けしたぼくらをよそに、Hくんはこういうのをやるのがおしゃれなんだよねとでも言いたげに、三本の割り箸の数字の書いてあるところを握った。 「この箸を引いてみな」 ぼくとMくんは呆気にとられた。これでは、おみくじとそう変わらないではないか。 と思っているものの、とりあえず好奇心だけで引いてみる。ぼくは「1」の数字を引いた。Mくんが次に引き、最後の残り物がHくんのものになった。 「王って書いているのを引いたのは誰?」 Hくんは訊く。Mくんが困惑気味に、 「おれだけど」 と言った。 「そしたらね、王様は、数字で命令ができるんだよ。1番と2番がキスをする、みたいにね」 とHくんが言った瞬間、ぼくの目の前は真っ暗になった。 ぼくは1番を持っている。そして他に誰もいないから、必然的に2番はHくんだ。なんてこった、Hくんとキスしなければならないのか? しかし、王様は残酷にもそれを宣言した。 「じゃあ、それ」 Mくんはそう言った。ぼくはHくんとキスをする羽目になった。 「え、これは口づけなの?」 救いを求める目でぼくはHくんを見た。 ここでHくんは暴挙に出る。ルールを勝手に変更したのだ。 「あ、男同士や女同士なら、キスしなくてもいいんだよ。そのかわり、腕立て十回とかそういうのをするんだ」 ぼくは、なーんだと思った。 そして、Mくんの見ている前で、Hくんとふたりで腕立て伏せを十回やった。 次に王様を引いたのはぼくだった。ぼくは眠い目をこすりながら、HくんとMくんの腕立て伏せを眺めた。 そこでぼくが言った。 「ねえ、このゲーム、おもしろい?」 HくんとMくんは困ったような顔をしてにたにた笑っていた。 これがぼくがうまれたてはじめてやった王様ゲームである。 だから、ぼくはいまだに王様ゲームと聞くと、このときのことを思い出してしまう。 そのため、なんとなく王様ゲームってつまんないよなあという先入観がぼくにはあります。 ちなみにこのあとは男三人で野球拳をやりました。いちばん負けたMくんは、チンポを三十秒、ぼくらに見せました。これもつまらなかったです。
| 2001年09月03日(月) |
ビッグな妄想(自作詩) |
世界に小便をかけると 拳を握ったあの日は 遙かむかしの 10年前 世間はやっぱり 住み難くて ちょっとも よくできなかった
あの頃の熱い心は 大人に認められ 消えちまった それはそれでうれしかったけど ぼくの世間体ばかりよくなって 世間は ちょっとも よくできなかった
ぼくの考えていたのは あまりにもビックな妄想 それを若さと片づけるには どうにも哀しい自己管理
ぼくに何があったのだろう ぼくは走っているのか ぼくの気持ちは死んではいないか
今夜も誰かが首を吊るだろう 新聞にも載らない小さな出来事 今夜もたくさんの涙が 夜の闇に流される たしかにぼくは 世間をよくする希望を 胸に抱いていたはずなのに 責任ばかり重くなり 不自由さにもがいている
| 2001年09月02日(日) |
むかし好きだった人(自作詩) |
むかし、 好きだった人
学校で眠そうな面をしてたら ぼくに ブラックブラックガムを くれた
それ以来 ぼくは すごく あの人が好きだった
だけど、 ガム一枚で どうしてあんなに 好きになったんだろう
| 2001年09月01日(土) |
サトウマサオについて |
久しぶりに小説を更新しました。 その名も「サトウマサオ」です。 オチもヤマもない短い作品ですが、これから同じ登場人物であと何本か書いて、最終的には原稿用紙100枚前後の一つの作品に仕上げたいと思っています。 飽きなければの話ですが。 「サトウマサオ」を読むか、読まないか、それはあなたの自由です。 「サトウマサオ」を面白いと思うか、つまらないと思うかも自由です。 読んでみて、どう解釈しようと、どんな感想を持とうとあなたの自由です。 小説なんて、見方によってどうにでも変わるインチキ臭い代物ですから、好き勝手に読んでください。 あなたに「サトウマサオ」をどう思われようと、ぼくはなんとも思いません。 ぼくの気持ちは、「サトウマサオ」を読んでくださったあなたに「ありがとう」と言いたいだけです。
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