鼻くそ駄文日記
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雨が降りそうで降らない 蒸し暑い日に 君はぼくの前に 現れましたね
額の汗を腕で拭いて ぼくは顔が赤いのを 悟られないように 笑顔を作っていました
ぼくはだいぶ 年齢を重ねました 砂を噛むような 時間ばかり過ごしてました
君の艶のある唇を 噛んでみたいです 君の携帯電話になって 君の息を全身に浴びたいです
ぼくは君に 話しかけようとしました 君の携帯電話が鳴りました 遠い空が曇っています
テールライトが 火の玉のよう 風の音は 君のささやき
からだを預けて もたれかかるから シフトミスして エンブレした
君の気持ちは ぼくよりも ずっと速いスピード ぼくは 追いつけるだろうか ぼくは 追いつけるだろうか
男の人の 三十代と 女の三十路は 違うんだよと
拗ねた口調で とげを刺した ハンドルよりも ずっと重いよ
君の気持ちは ぼくよりも ずっと速いスピード ぼくは 追いつけるだろうか ぼくは 追いつけるだろうか
君は
いま
毎日が
楽しいはずだ
何もかもが
うまくいっていて
うれしくてしかたない
それは
とてもいいことだけど
あまりにもうまくいきすぎて
自分本位になってないか
破滅はもう
はじまってるようだよ
君は
気づいてないけど
今日は
ちょぴっり
つっぱってみよう
肩の力は
プライドを捨てると
抜けますよ
人に頼れ
教えたがりには
教えてもらえ
君ひとりじゃ
できることは
限られる
迷いが生じちまったね 君の心にぼくの心に 螺旋階段が目の前にあるようだ 先が見えやしない 今日がちっとも楽しくない 明日なんかとてもとても 今日を最後に 雲隠れをしたくなる
両手を広げて空を見る 脳天気に青い空でかい太陽 君の目は水たまりのようだね 悪い不安から逃れられない 気が狂いそうで叫びたいが それもままならない自分 悲しくて情けなくて寂しくて
ぼくらの出会う悲しみは ぼくらを壊しはしないはずさ 悲しみを超えたとき 新しい自分に出会えるさ そう信じなければ やっていけない だから信じよう
子供の頃には あんなに無限の可能性が あってじゃないか!
なにも こわがることは ないさ 君は なにもまちがっちゃ いないよ
汗が浮かぶように 暖かくなれば 出口が見える
泣きたいときは 泣けばいいのさ 同情なんかは しないけど 君の心が晴れるなら そのほうがきっといい
ほら お日様が見えてきたよ
ポテトグラタン 溶けたチーズが フォークに絡む
君は疲れた目で グラスのコップの 水滴を眺める
ため息ばかり 何度も吐くから テーブル空気が 鉄アレイのよう
自分の愛に 酔いしれて 押し付けていた
グラタン頬張る 君の唇ぼくのもの じゃないんだね
舌を火傷して 水を飲む君 すべては決まったね
君の愛を 知らなかった 愛を知らなかった
エンストした ちょっと クラッチを 踏み損ねたのに
そのちょっとが
喧嘩した ちょっと 君に言い過ぎた だけなのに
肌に合わない 水を飲め 早起きさせられ 時間に追われろ 汗水ながせ
金に縛られた 奴隷の人生 金がいるから 働かされる
偽りの自信で 本当のことを 見失っていた おまえ おまえの胸に 現実の刃が 突き刺さる
毎日仕事の終わる 時間を待つ 日曜日を待つだけの人生 おまえには お似合いさ
ぼくは一人じゃ 何にもできないよ 挙動不審と 笑われてるしね 自慢話をするのは きっと 自信がないから しつこいんだ
シャンプーの香りのする 女の子と一緒に 電光石火で 火遊びしよう
君はぼくには 興味がないけど ぼくの頭の中じゃ 愛が芽生えてる
春の嵐のあとは 風が心地よいし 君のシャンプー いい匂いだし
君に彼氏がいるなんて 君に彼氏がいるなんて
好きな女の子は必ず ぼくを好きじゃない でも 人を好きになるのは 悪くないことさ 電車に乗れば 女の子に目移り かわいい子は たくさんいるよね
電車で隣に 座った女の子 眠りこけて ぼくの肩に もたれかかる
ぼくの心臓は 飛び出しそうだけど 女の子は 爆睡したままで
君に彼氏がいるなんて 君に彼氏がいるなんて
君に食事を おごったぐらいで 期待をしすぎて ずっこけてしまった ぼくから気安く 誘えるぐらいなら ひとりぼっちで 空を見たりしないよ
四月ももうじき 半ばというのに 君との距離は すすみはしないさ
君を好きなのは 確かだというのに 伝える方法が 見あたらないんだ
君に彼氏がいるなんて 君に彼氏がいるなんて
なぜ隠すのさ なぜ隠すのさ
話しても ぼくには何も できないと 見くびってるからかな
ホントの気持ち なぜ隠すの ぼくは君に 信用されてないの
悲しくなっちゃうよ 話してほしいよ それともぼくの そんなおせっかいさが いやなの
なぜ隠すのさ なぜ隠すのさ
蒸し暑い風が ぼくらを むかむかさせてる 降ればいいのに 雨は来ない
君は昨夜 あいつと あったはずだね 一年半ぶりの やけぼっくい 君があいつを 好きならば ぼくに止める 権利はないよ
男には 雨を待ちたいときも あるものさ
曇り空は 古綿のように 分厚い ぼくの心みたいに ずっしり重い そして君のように どす黒い
気の利いた 冗談のつもりで 言った一言
言ったとたん あの子は 変な顔をした
ちょっとだけ 笑わせたくて 口にした一言
言ったとたん あの子は 変な顔をした
こんな顔を されるなら 言わなきゃ よかった
自分では
普通にしてるのに
遠慮してるんじゃないの
と言われると
ぞっとしない?
季節が変わるから 君の心も 変わってしまった
求めるモノが 大きすぎるから 臆病になって しまうよ
春が来たのに コートにくるまって 夢ばかり見ている ぼくの心は 変わらない
新しい学校には もう慣れてしまったの 新しい男友達 できてしまったの
春が来たから 君の心も 変わってしまった
今日からみんなに みせてやろうぜ とびっきりの 笑顔を
デカイツラして 笑ってりゃ きっとみんなも 喜ぶさ
つらくても めげそうでも 苦しいのは 君だけじゃない
みんな ぎりぎりのところで ふんばってるんだぜ
だから 今日からみんなに みせてやろうぜ とびっきりの笑顔を
夕方 病院に おじいちゃんの お見舞いに 行きました
おじいちゃんは 検査の疲れから ぐーぐー 寝てました
病人を 起こすわけにも 行かないので メモを置いて 帰りました
帰り道 眠っていた おじいちゃんを 思い出したら 涙が出ました
君は今日も あの店で ぼくを待つと メールする
ねえ いったいなにが 目的なのさ
君は今日も あの店で ぼくを待つと メールする
おれ 矯正下着なんか 絶対 買わないよ!
2002年04月03日(水) |
もう少し待ってください |
わたくしのネット環境の都合で日記が滞ってます。 すみません。 これまで読んでくださった方々、本当にすみません。 しばしお待ちを。
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