uchie◎BASSMAN’s life
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2003年12月31日(水) ■ |
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■セッションへ行く |
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大晦日だというのにセッションに行った。 新宿の楽器屋に行ったらブリティッシュビート系の募集があったので、すぐに連絡をとってスタジオに入ることにした。向こうはベースとボーカル募集ということでちょうど良かった。 昼間、高円寺にある某スタジオで、“I CAN’T EXPLAIN”“SUBSTITUTE”“SUMMERTIME BLUES”“YOU REALLY GOT ME”をカバーし、ジャムを20分くらいやった。 ドラマーの方はかなり忠実にキースムーンをコピーしていた。
一年の最後にスタジオに入れて良かったかもしれない。ロクな年じゃなかったからなあ。 セッションが終るとすぐにアパートに戻り、実家に帰る仕度をした。近所に妙法寺という割と有名な寺があり、その近くにある和菓子屋の揚げ饅頭が名物なので、お土産に買っていった。饅頭を作っているおばあちゃんが「歩きながら食べな」と言っておまけでひとつ僕の分をくれた。それを食べながら駅へ向かった。 新宿で降りると甥っ子の誕生日のプレゼントを買いに伊勢丹に寄った。今日が1歳の誕生日なのだ。 実家に着くと次から次へと料理が出てきて、ずっと食べ続けた。また太りそうだ。 夜は小学5年生のときからずっと付き合いのある友達のDJと居酒屋で年越しをした。来年で20年来の友達ということになる。彼は来年結婚することになった。 みんないい年になるといいなあ。
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2003年12月29日(月) ■ |
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■ゴースト |
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渋谷の乙に“まぼろしのみぎ”のライブを見に行った。ある練習スタジオの企画ということで、いろんなバンドが出演していた。 それは、最後のバンドを一番後方で見ていたときのことである。 自分の少し前にいた男の人がフェードアウトしてしまった。そこにいるはずの人物がだんだん薄くなり、消えたのだ。 疲れて眠くなっていたのであまり深く考えなかったが、不思議なことだ。自分の目をを疑った。そう思っているうちに、今度は女性がひとり消えてしまった。次はまた男性が。いると思っていた人物がいなくなるのだ。 これはいったいどういう現象なんだろうか。
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2003年12月25日(木) ■ |
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■TAXMAN |
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今日は仕事を休みにしていたので、滞っていた税金を納めに行った。 歩いて久しぶりに南阿佐ヶ谷に行ってみると、ここはかなり魅力的なカフェなどがあって、やっぱりこっちに住むべきだったなと痛感するのであった。 まったくクリスマスだというのに役所に行って納税なんてサンタも何もあったもんじゃない。2万円以上取られて、さらに次回の分も一緒に払いませんかと勧められてしまった。そんなカネがあるわけないだろう。この前は部屋の更新をしたばかりだというのに。 と言う訳で今月は30万ぐらいが消えてしまった。だから僕は宝くじを買うことに決めた。
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2003年12月23日(火) ■ |
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■アレ |
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落瀬学が昔こんな歌を歌っていた。
♪これしか出来ない ほんとはアレはやりたくない
すごくいい曲だった。気持ちがわかるなあ。
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2003年12月18日(木) ■ |
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■ショーボートにて |
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バンドのメンバーとショーボートにライブを見に行った。 初めてヤングスキンズのベーシストの演奏する姿を見た。 すごかった。強烈。 操り人形ジャン・ピエールみたいだ。夢に出てきそう。 あんなの他にいないなあ。
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2003年12月17日(水) ■ |
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■レッドクロスにて |
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ヨシダレコード主催ライブイベントの3回目が、新宿に新しくできたレッドクロスでありました。 ここ1,2年は新宿に新しいライブハウスが乱立していて、ここも行くのは初めてであった。 入ってみると始めは薄暗くて分からなかったけど、目が慣れてくるとかなり装飾が施されていることが分かった。まず普通ライブハウスではあり得ないスタイルになっている。中華と安土桃山文化の中間をいっている感じなのだ。面白かったのでしばらくあたりを見まわしてしまった。照明には行燈のような傘が被せられているし、バーカウンターのパネルには梅の木が描かれている。 UFOCLUBのサイケ調もいいけど、こういうのは今までなかったから新鮮だった。でもなぜか演奏前はステージにシャッターがかかっているのだ。う〜ん、これだけはどうかと思う。せめて屏風みたいな柄にするといいと思うんだけど。どうでしょうか。
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2003年12月16日(火) ■ |
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■スタジオにて |
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仕事を終えて23時から中野にある某スタジオに行った。新バンドの練習である。バンドといってもまだボーカルギターと二人だけ。 なので、ドラムトラック流したりリズムマシーンに合わせての練習なのだ。ボーカル用のスピーカーだと上位置過ぎてシンバルの音がまわってしまうので、ギターアンプから鳴らした。 生ドラムに慣れているからこれがまた難しい。打ちこみ系の人達はよくできるよなあ。かなり注意していないと自分がどこにいるか分からなくなっちゃう。結構デカイ音でやってます。でもでかいアンプでデカイ音出すのはやはり気持ち良いね。 うちのボーカルは自分よりはるかに出来る男なので、いろんなことを教わりました。ホントにリズムって奥が深くて、トレーニングやってもやってもやり足りない。弾けてるつもりが、カラダにリズムが入ってないと全然気持ち良く聞こえないんだよな。 ベースがうまく弾けさえすればもう何でもいいから、とにかく今はうまくなりたいなあ。ベースがうまく弾けさえすればそれだけで何もかもがうまくいってもっと幸せになれそうな気がする。 25時まで休むことなく練習した。
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2003年12月15日(月) ■ |
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■ワーキングクラス |
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あまりブラブラしてるのも気がめいるし頭が悪くなりそうな気がしたので、最近仕事をすることにした。それにしても4か月も働いてなかったので、何をしていいかわからず1週間ぐらい求人雑誌をながめてはいろいろなことを想像してしまった。 オフィスでネクタイしめてコンピューターのデータ入力の仕事なんかやったら面白いかなあとか。 でももっと面白いのを見つけてしまった。 “フローリングの補修” ウッドリペアアーティストなどという気の利いた呼び方をしているではないか。美大出身者募集ってことだったが、美術の成績だけは常に学年トップだった(ちなみに音楽はケツから数えた方が早かった!)ので余裕にこなせる自信があった。 現場に出る前に7日間の事務所研修というのがあったんだけど、4日間で終わらせて、今日から現場研修ということになった。 朝5時頃起きて、神奈川県にある新築の巨大なマンションに行った。 働いてるひとは20代の美術や音楽を志してるひとがほとんどで、ちょっと浮世離れした雰囲気の我々は、ヘルメットをかぶるとなんだか連合赤軍っぽいのだ。でも話してみるとたいていいひとばかりだ。重たい物を運ぶことはないので結構オンナノコも多い。 他の業者と合同で朝礼があって、現場の世界を実感してしまった。 きょうはいくつかのフローリングの傷をパテのようなもので埋めて、木目を描いたりした。久しぶりに疲れてしまった。
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2003年12月11日(木) ■ |
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■クロコダイル |
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オンナノコのボーカルのバックバンドで、友達のドラマー・イズミダイズミが叩くということでクロコダイルへ行くことになっていた。かの有名なライブハウスだが、まだ行ったことはなかった。 部屋でベースの練習をしていると4時頃、イズミダイズミから電話がきた。 「クロコダイルの住所教えて!」 彼も初めてだったらしい。リハが始まるらしく、彼はかなり焦っていた。そんなイズミダイズミが面白い。 実際ちょっと看板が分かりずらくて、僕も店を探すのに迷ってしまい、着いた頃にはもうステージは始まってしまっていた。ボーカルはRINと言うコでこれから売り出すシンガーらしい。ベースはマクナマスやレザースで弾いているカツジさんである。 入り口を入って階段を降りていくとヌケのいいスネアの音が耳に飛び込んできた。イズミダイズミの音だと僕はすぐに分かった。いい音は本当にすぐ分かるのだ。 ここは普通のライブハウスと違ってクラブハウス形式になっているので、中に入るとテーブルに案内された。満席の状態だった。 ボーカルはライブをやるのが初めてということだったが、そんなことは感じさせないパフォーマンスで、ちょっとロリでエロティックで面白かった。あとで聞いた話によるとカツジプロデュースらしい。あの衣装は彼の好みだと知ったら、ベーシストはやはり皆エロティックなんだなと納得してしまった。
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2003年12月09日(火) ■ |
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■ドラマー募集!! |
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この前受けたベース・オーディションに合格し、きょうはミーティングすることになった。というか呑みである。場所は中野で。お互い住んでるところがそんなに遠くないのでよかった。 この某居酒屋ではよく中野系の友達と呑んでるが、いつもいるホール係の若いコ、確かまだ21歳だったかな、いつもに増して愛想が悪いのであった。やはり年末で忙しくていっぱいいっぱいなのだろう。僕らは唖然として向かい合った。 乾杯をしてから好きな音楽の話しをした。趣味がほとんど合うので、かなりマニアックな話しもできるのであった。JTQのあの曲いいよね、なんて話しで盛り上がった。 しかしそうは言ってもやはりバンドをやるのに二人というのは寂しいのである。二人とか三人でやるのは苦手なのだ。バンドは4、5人でやりたい。 というわけで、ドラマー募集である。 条件は、 ビートルズ、スモールフェイセス、ザ・フー、クーラシェイカー、JTQ、MJQ、ジミースミス、ジョニーハモンドスミス、バーナードパーディなどが好きな人。
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2003年12月05日(金) ■ |
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■ベース・オーディション |
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この前メン募で出会った人と話をして、今日はいよいよ音合わせということになった。ボーカルギターの彼の曲をいくつかやった。 ここ数年難しい曲(演奏するのが)をやってなかったので、今回は結構苦労した。合わせつつも、自分のニュアンスもアピールしていかないといけないのだ。僕が好きなのは、60年代のイギリスの若者がアメリカのブルースやジャズやリズム&ブルースに憧れてビートバンドをやった感覚に影響を受けつつ、本物の黒人音楽のリズムを意識しつつ、現代美術的なグルーヴを持ったベースなのだ。この微妙で微熱気味なところを彼の曲は叶えてくれそうな気がした。 しかし緊張もあいまって、そうそう上手くは弾けなかったりするのだ。それでも数年前にアイドル事務所にいたオンナノコのバックバンドのオーディションを受けたことがあるが、あの頃よりは慣れない曲でも落ち着いてメロを聞きながら弾けるようになってきた。こんなときでも耳を頼りになんとなく指が勝手に動いてフレーズが出てくることもある。前日、ジャック・マクダフの曲に合わせて部屋でベースを弾いたのも活きたかもしれない。そんなことしてないで課題曲を覚えろってことだが。 さて2時間の演奏を終え外に出てみると、小雨がぱらついてきた。重たいベースを背負って新宿駅へと僕は走った。
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2003年12月03日(水) ■ |
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■イチパーセントステフ |
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友達のつてでライブを見に行った。ビデオカメラを回せばゲストにしてくれるというので撮影することになった。場所は新高円寺RITZ。近所なんだけど僕はまだ出演したことのないハコだ。 思ったより人がたくさん入っていた。ビデオを回すのは久しぶりだった。学生の頃はよくやっていたので慣れていたのだが、最近のカメラはオートフォーカスだし手ぶれ補正機能が勝手に働いたりしてちょっと戸惑った。 4人編成のこのバンドはボーカルギター意外はみんなオンナノコで、ちょっとパンキッシュなルックスのいいバンドだ。まったくうらやましい。ベースのコも歌を歌っていて、かっこよかった。ザ・スリーピースのベースの人みたいな感じかなあ。 せっかくなので打ち上げも少し参加してみた。話してみたらみんないい人で、やっぱりライブはいいなあと思ったのであった。またそのうち見に行こう。
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