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| 2007年02月14日(水) | ちかちゃんがしんじゃった |
千花ちゃん・・・そう漫画『テレプシコーラ』の主人公の姉、
その千花ちゃんであります。
漫画のことではあるのですが、カイン伯爵が亡くなってからというもの、
どうも漫画上の死であっても、その死は私にとってとても生々しいのです。
物語上の死のはずなのですが。
文意を巧く通せることが出来るか分からないのですが、
その死を境に、読み返すことの出来る以前の巻でのその人物は、
アルバムやＶＴＲ上に残された姿と同じで、紙面であっても
もう生きていないのです。
物語なんですけどね、作り話なんですけどね。
もちろん全ての漫画においてこのような状態になるわけではありませんが、
漫画のことなのにとてつもない喪失感と、なんにもないはずなのに
「どうしたらいいんだ」
という気持ちになります。
今日は誕生日で髪を切り、ケーキを買い、ディナーを楽しみにしていた
るんるん気分は、トゥオネラにいるような境地へと変化を余儀なくされました。
まして電車のなかで読むもんじゃない。
涙が止まりません。
