| 2026年04月02日(木) |
受け継がれしリモコン。 |
旦那(現骨)は73歳あたりから老眼がひどくなり、いろいろ機能の増えまくったテレビのリモコンが使いづらそうだった。 そもそもガタイが良く指も太いので、小さく且つ隙間なくちまちま並んだボタンを探してはピンポイントで押すのも面倒なわけで。
なのでボタンの大きなシンプルリモコンを買い、録画や再生、アマプラ、ネトフリ等を見る場合のみ元のリモコンとfireTVリモコンを使う感じにしていた。
そんな折、東京オリンピックを機にSONYのAndroidTVに変えたらまあこれが、ボタンは相変わらず小さいが動画配信サービス各種選局できるもんだから彼はいたくお気に召し、結果シンプルリモコンはご用済み。そもそもこれを必要としていない私などは、すっかりその存在すら忘れていた。
さて時は過ぎ。 目下我が家のテレビの番人であるオトボケ様はリモコンが大好き。 なんなら冷蔵庫を開けるときまで持参するものだから、ゼリーを取り出してリモコンを冷蔵庫に置き、戻ってきてテレビを見ながらゼリーをいただいたのちリモコンがないとうろうろすることもよくある。
テーブルにあるお菓子の缶をあけてお菓子を取り出し、かわりにリモコンを入れて蓋を閉め、お菓子を食べた後でリモコンがないと探すのも日常。
まあ、風呂に持っていって水没させないだけでもありがたいと思っているわけだが。
そんなオトボケ様だけにもちろんAndroidTVのボタンなど覚えられるはずもない。 覚えられないためしょっちゅう間違えて動画配信サービス画面のままになっても私は放置していた。 ずっといじっているうちになんとなくテレビと書いてあるボタンが大きいので、そこに手が行くのだ。 あと、動画配信サービスのトップ画面だけ延々見ていても、がっつりオトボケなのでさほど問題ないらしい。
ところがここ最近、頻繁にすごいことをやらかしはじめた。 テレビのボリュームを最大にしてしまうのだ。 最大にしてずーーーーーーっとそのまま見ている。 2階にいてもびっっっくりする音量なのがわかる。
私が急いでおりてきてリビングに顔を出しても 「戻らなくなっちゃった」とか「うるさいから下げて」ということもない。 何も問題ないかのようにテレビを見ている。
もちろん私は慌てず騒がず何事もなかったかのように彼女の手からそぉっとリモコンを抜き取り、黙ってボリュームを下げる。 先月からもう6、7回はこんなことがあった。 何か対策が必要である。
そこで記憶の中にあった件のリモコンが登場。 キャビネットの引き出しを探し発見。すぐに今のテレビと設定し動作確認。 しれっと交換しておいたら、パッと見で数字や文字が大きくわかりやすいからか、確認しながらひとつひとつボタンを押している。
ほうほう。
これで彼女が動画配信サービスのトップ画面を延々見ることは回避できたわけで、あとはボリュームマックス事件が今後起こらないことを願うばかり、というお話でありました。チャンチャン。
旦那が使っていたシニア向けグッズが受け継がれたのは良いけれども、私は歳とっても絶対に受け継ぎたくないのでボケたり視力これ以上落ちたりしないように努力します。もうほんとに。切に。
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