空の詩・草木の夢
|一覧|前|次| 取り扱い説明書(別窓) |


□□ W E E D �� □□
2004年01月09日(金)

僕は草。小さな草。

誰にも気付かれずにひっそりと咲いている。

太陽が見たくなって背伸びをする。

それでも見えなくって、

あの空に愚痴をこぼす。


僕は草。道端の草。

ふいに誰かに踏まれても。

謝ってもらえることはなく、

目にいっぱい涙を溜めて。

それでもただじっと耐えている。


僕は草。日陰の草。

太陽を遮る無機質なモノたちに、

ため息と羨む気持ちを抱いて。

「いつか花を咲かせてやるんだ」と。

空を見上げて夢を語る。



有り得ない夢を。



|前|次| shuna |MAIL |My追加|
Photo by NOION.
一言メッセージはこちらへ。