言葉を開いて覗いてみても 脳味噌じゃなくてheartが見える 金輪際という単語に弱い いけない秘密を今日は十三回した 可愛さを残すより匂いを同じにしたい 視覚じゃなくて嗅覚で あたしを抱き締めて欲しいのに 今日はちょっと足りないみたいね
これ以上寒い場所に行きたく無いよ あなたの温もりで抱き締めて欲しい なのにどうしてこんなにも あなたは冷たいのかな
変わってしまった現実と 捨て切れない過去の間で もう何も考えたく無いよ
何一つ自分の意志を持っていない そんな自分で勝てはしない 臨機応変になんて そんなの向こうの方が一枚上手
誰かを想うというコトが 良く判らなくなりました 答えはきっと出ないから もうこの話はやめにする
なるようになるけど どうにかしないと どうにもならないから あたしはあたしを貫くだけだ
哀しみが濡れた午後の二時 街中が無言で通り過ぎる 顔の無い人達があたしを透ける 掴めない独ぼっちの匂い アスファルト染み込んだ 誰を待つ訳でも無く 一人でそっと明日を待つ
知らなければ輝けない 知らないうちに輝いた そして気付けば終わってしまった 螢の灯火を諦めないで
スプリングコートが欲しくて 買い物に出掛けたら 沢山のカラフルな色が 次々とあたしを誘惑
何色が好きかも判らないのに 何色が似合うのかなんて もっともっと判らないのに
自分を見つめて色を見つけたい あたしの色がきっと何処かに あるんだと想うから 自分探しの色に染まる旅に出る
真夜中の路地裏 ひっそりと佇む 帽子を深く被った 少年が一人立つ 手には月明かり その下で輝く コルトガバメント
準備は出来た。
少年は月を見上げて 銃口を向けた
滅びの時が来た
指を絡ませ頬に寄せる 波が消えたら少女の生贄 存在の意味を問い質す 雲が消えたら少女の幽閉
真実に興味は無い 待ち望むのは 確かなる孤独の音だけ
気付いて居ないみたい 馬鹿ばっか そんなあたしが きっと一番お馬鹿さんね
遊園地貸し切って 夜空に花を咲かしてくれたら あなたの愛を信じてみても まあ悪くは無いかもね
此処は夢迷い人がやって来る 特に変わらないカフェ おやおや今夜もあの席に いつものあの娘が座ってる 窓の外の雪を見つめながら 一体何を想って居るのだろう 怖くて確認出来ないまま ジントニックを一気に飲み干した
僕は忘れてしまわないよ
きらきら眩しかった朝の光 そっと微笑んでる月の輝き トーストを焼いて居る匂い 愛しい夢のエプロン姿の君
全部幻だったとしたら 僕は完璧に異常者なんだろう だからきっと 皆、少しずつ異常者なんだろう
どうしても違和感 左手の薬指に 何も無いっていう事実
好きが無くなった訳じゃ無いのに
一気に弾けた あの崖に掛かる 古い橋が落ちた
だからあたしは何処にも行けなくて こんなあたしは此処さえ苦しくて どうせなら一緒に 落ちてしまえば良かったのに
深い谷底は終わりが見えない 落ちていけば違う世界に 繋がって居るんじゃ無いかって まさかそんなコトある訳無いか?
写真に写すあたしと 写されるあたしと 小説を書くあたしと 詩を書くあたしと
全部ひとつに繋がって居るから 今年はこのまま一人じゃ無いから 頑張ってこようかと想う 誰にも負けてられない 自分の世界を見せ付ける番が きっと今なんだと想う
哀しくも無いのに泣いて 可笑しくも無いのに笑う あたしを忘れてきたから 何が正しいかも判らない
大事な出逢いを忘れない それだけは胸に誓ってる 例え通りすがりだろうと あたしに多大な刺激をくれる かもしれないから
出逢いは皆大事で 大事に想わないと無くしてしまう 折角だから抱き締めてみようよ
2006年03月16日(木) |
back to the future |
もう戻れないって そんなコトはとっくに判ってる だからあたしは 誰かを羨んだりはしない 今のあたしに自信と誇りを持って居るから 戻ってる暇なんて無いんだよ
でも ほんの少しだけ 道を引き返すのも良いのでは なんて想うようになった あたしを確かめる為に 旅はきっと終わらないのだろうけど
飛び出すスピードに 加速して行く想い どんどん上まで昇って 其処はあたしの知らない もうひとつの惑星の顔
壊れる前に壊してしまいたい 美しさや儚さが いつまでも記憶されるよりは いっそのコト もういいやで全部捨てられたら
今月結構ピンチかも あなたに電話し過ぎ 時間とお金を浪費して それでもそんなに 繋ぎ止めておきたいの?
女だったら 黙っていてもついてくるような そんな風に男を扱うモノよ
布団が冷たい 君が居ないから
視線が冷たい 君が来ないから
霧雨が冷たい 君が泣いてるから
世の中が冷たい 君が笑うの辞めたから
あたしが冷たい 君に刺されてしまったから
口に出来ない言葉が増えて 自由は広がって居るようにみえて 本当は狭まって居るのかもしれない
ボクの本音はいつまでも この胸の中にしまっておこうと そう想って居たんだけれど 眩しい君の太陽を浴びると つい明日に期待をしてしまうんだ
こんな気持ち 誰にも絶対言えないけれど
涙は見せずにだけど泣いてる あなたの声はあたしにだけ届く キャッチしても包み込めなかった あの頃より今ならきっと 優しく瞳を閉じてあなたを孕みたい
強く生きると決めたけれど あなたと居るあたしは弱くて惨め それでも離れられないんだ 離れたら少しはマシになるかもしれないのに
今を失うのがあたしは只怖いだけなんだ
あたしを必要としないなら あたしの見えない所へ消えて ガソリンをまき散らして あなたを丸ごと焼いてあげる
なんて無様なの それもこれも あたしを必要としなかった罰
自由な愛なんて要らない 形式だけの愛で良いから 想い通りの愛で良いんだ だから只あなたは あたしを必要とするだけで それだけで良かったのに
足りない
危機感が足りない 休息が足りない 充実感が足りない 苦痛が足りない 孤独が足りない
あたしは「足りないモノ」 でしか成り立たない 不完全な人間
2006年03月08日(水) |
looking for you |
何処まで続けて居れば 明日に辿り着けるの 何時でも今日の繰り返し
見えない未来なんて 誓うだけ無意味だから 過ぎ行く過去だって 次第に色も失くすから 判る今だけが欲しい
終わらない命は 受け継がれて行くけれど 其処でまたあなたに逢えれば 其れを運命と人は呼ぶのかしら
静かに傷む あたしとあなたの址 どうせなら綺麗に 取り壊してしまいたい
静かに傷む あなたとあたしの先 いっそこう見事に 打ち壊してしまいたい
亡くしたい想いばかり 永遠を手に入れるんだ
この夜から出してくれたら あたしを好きにして良いから この檻から出してくれたら あたしを殺して構わ無いから
もうこんな場所には居たく無いの 手足に繋がれた鎖をはずしてよ そうしたらあたしは自由 生きていようと死んでいようと あたしは自由に太陽へ向かえる
そうそのジャケットの内ポケットよ 鍵はあなたが持って居るはずだから
自分の中に溜め込んだ分 自分で自分を苦しめて居る 致命傷にはならずに ゆっくりじわじわ 身体中の神経を伝って その痛みが広がっていく
吐き出しても良い? 胸につっかえた想い ぶつけても大丈夫? あなたはあたしの本音に耐えられる?
本当に愛してるならそれも出来て当然ね
哀しみの花束を売り付けられて 文句も言えず家の花瓶に飾った
重たい空気が広がっていく 霧のように何も見えないの この空間に満ちて居るのは 生と死の狭間が上げる囁き
だから瞳を閉じてみる 何も関係無いのだから 哀しみも喜びも一緒で あたしにとっては一緒 切ない最後のデートみたいに いつまでも感覚だけを確かめたまま 立ち尽くして居るあたしが居るのよ
二人がどういう状況下に居るのか それは本人達も判って居ない だから勝手にカテゴライズされちゃ困る
恋も愛も超越した場所に存在して居る 二人の今がそのまま答えになる なのにどうして人は名前を付けたがるの?
恋人も夫婦もセフレも親友も 皆違う関係を生み出して居る なのにどうして人は名前を付けて欲しいの?
そんな安易な安心ならあたしは要らない
可能性は無限大だけど チャンスは見極めなきゃいけない 毎日が雨でも 一瞬の雲の切れ間を見つけ出し そして抜け出すんだ この狭い箱庭から 哀しい連鎖を繰り返す世界から チャンスはきっと一度きり
泥沼から這い出た 宝石から伸びた足 洋服から錆びてく 尻尾から壊れてく 快楽から突き放す
規則性とか連続性とか 君の抜かす言葉は淡い 何も無い場所から始めたい あたしは煌めく蛾になって 鱗粉をまき散らしまくる 世界があたし色に染まる なんて美しく無い光景
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