2003年12月27日(土) |
インディアン・サマー |
ずいぶんとご無沙汰してしまいました。 公演中にPCが壊れてしまい、直さなければと思っている内に ページをめくるように毎日が過ぎてしまいました。 自分自身公演の事をゆっくり考える間もなく、日常に溶け込んで しまったような、そんな感じもしてます。 それでもあの日々はそれほど遠い昔の事じゃないんだなと、 カレンダーに目をやってようやく気づいたりします。 やっぱりひとつ公演を終えると腑抜けになる癖は直りません。 その人たちの今や過去や下手したら一生を短期間で生きてしまう わけだから。だから凄く長い時間が経った気がしても 普通なのかもしれません。公演ひとつひとつが毎回心に何かを 残してくれます。課題はもちろんそれ以上に暖かい気持ちを。 寒い冬空の下、思い出せばあったかくなるような気持ちを いつも演じた彼らから私はもらっている。 「SAY YAH!」は少し早い快賊船からのクリスマスプレゼントのつもり でした。皆様にどう届いたか。少しでも暖かい気持ちを 分けてあげることが出来たなら、とても嬉しいです。 そしてこれからさらに厳しくなるこの国の冬の中、 思い出してそっと笑顔がこぼれるような思い出を作れたなら それこそが私たちにとっても最高の喜びです。 どうかそうやって思い出してもらえますように。 思い出して笑って暖かくなってくれますように。 そう願った今日は、東京に今年初めての雪が降った。
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